2005年12月30日

福島区海老江のK堂さんへ

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少し前の写真です。

分かりにくいですが、テレビドラマか何かの撮影をしていました。

俳優さんは見たことはあるのですが・・・


閑話休題。


私は中学2年まで大正区の北恩加島に住んでいました。

その当時の事が今日の朝日新聞に載っていて、

遅まきながら「そうやったんや」と分かったことがあります。

大正区はご存知だとは思いますが、1920年代、多くの沖縄の人が職をもとめて移り住んできた所です。
そこは「バラック街」でもありました。
そのあたりのことをみんな「クブングワ」と呼んでいました。因みに、私の住んでいた所はその奥の尻無川の近くで、「大クブン」などと呼ばれていました。
当時、「クブングワ」の本当の意味は知らず、ある種自嘲的に「僻地」「辺地」ぐらいの意味で呼んでいるのだと思っていました。
「クブングワ」という言葉に久しぶりに出会い、懐かしさもありますが、今になってその意味を知り、
「あっ!」と気づくものがありました。
「クブングワ」とは沖縄言葉で「くぼ地」という意味だったんです。
そう言われればそうなんです。


ここは沖縄出身者にとって、たくさんの涙と偏見に出会った町でしたが、
大正区は今、ウチナンチュ(沖縄人)やヤマトンチュ(本土の人)に関係なく、「沖縄以上に沖縄文化を大切にしている」町、と書いてあります。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


『奇想コレクション どんがらがん』 アヴラム・デイヴィドスン

    殊能将之編 浅倉久志ほか訳  河出書房新社

表題作は、地球がいちど滅び<大遺伝転移>と呼ばれる時代を経た後、人類のすがたかたちも変貌してしまった世界で、かつての核兵器とおぼしき「どんがらがん」が、かろうじて抑止力だけはとどめながら本質については忘れ去られているというブラックユーモア小説。
その他、風変わりな書店を扱う「そして赤い薔薇一輪を忘れずに」。魔術的リアリズム仕掛けのミステリー「すべての根っこに宿る力」など、奇想にとんだ短編の名人芸が楽しめる。



『ノーチラス号の冒険』 全12巻 ウォルフガンク・ホールバイン著

     平井吉夫訳 創元社   2006年4月〜

ドイツ発の冒険ファンタジー。
舞台は1913年。クリスマス休暇を前にした主人公のマイクと少年たちは、不思議な運命に導かれ、伝説の潜水艦ノーチラスに乗り込む。
マイクをご主人様を呼ぶインド人・シン、海底遺跡で眠り続ける少女、テレパシーで話す不思議な猫、ノーチラスを狙うドイツ海軍・・・。
海洋ファンタジーの始まりです。



『くじ』 シャーリイ・ジャクスン著 深町眞理子訳 早川書房

町中の人が集まる広場で行われるくじ引きで、
いったい何がきまるのか。
人間の残酷さを抉り出し、読む人を狂気の世界へ誘う。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『ガーコちゃんといもうと』 国松エリカ作 学習研究社

ガーコちゃんの妹たちは、いつもガーコちゃんのまねばかり。
ガーコちゃんとお友だちは妹たちを置いて出かけることにします。さて・・・



『わたしとママのチョコレート物語』 上条さなえ作 岡本順画 

    文渓堂

和貴は元ヤンキーのママと二人暮し。
ママが家出をしたあと、和貴は音信不通になっていたおばちゃんが入院したと聞いて、たずねていくことに・・・
posted by つーやん at 22:57| Comment(0) | 記事

2005年12月24日

この冬、初めての雪

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先日の雪の日は最悪でした。

午前中の配達で、淀川の近くを走っていると

大阪とは思えないほどの猛吹雪になり、

前は見えないし、自転車のタイヤは滑るし、


配達をやめて帰ろうかと思ったほど。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】


『絵本・夢の江戸歌舞伎』 服部幸雄 著  一ノ関圭 絵 岩波書店

歌舞伎研究家と漫画家の共同作業で再現された江戸文化期の中村座。
そこには役者はもちろん、多くの裏方がいて、何より斬新な演出に驚き、笑い、泣く庶民がいた。<芝居が大衆の実生活の中に溶け込んでいた江戸時代>。
本書にはその夢の空間に充満す興奮と熱気がつぶさに描きこまれ、小屋の細部から人々の表情までもがこちらに伝えられる。



『芸能の古層ユーラシア』 星野鉱著  勉誠出版

日本各地の農山漁村の娯楽として伝えられている神楽や田楽、盆踊りや田植え踊りなど、郷土芸能や民俗芸能はけっして芸術と呼ばれない。
芸能とはまだ生まれたばかりの素朴な呪術性をまとった行動表現である点にその特徴がある。
芸能の発生の原点には危機的な極限状態があり、何より自然の恵みや脅威への感謝や祈りがある。花笠踊り、雨乞い踊り、念仏踊り、・・・
本書はこのような日本の民族芸能に対してしっかりとした見識をもった著者によるユーラシア面白体験記である。



『クライム・マシン』 ジャック・リッチー著 好野理恵他訳 晶文社

<ヒッチコック・マガジン>の常連作家だった著者による短編ミステリー。
表題作も含め、この短編集にはすべてが殺人がからむ話だが、残酷さや暗さはなく、むしろにやりとさせられる。
プロの技は、長編よりも短編にこそ現れるという、格好の見本だ。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『まいごのペンギン』 オリヴァー・ジェファーズ著 ソニー・マガジンズ

ある日ドアをあけるとペンギンがいた。
いったいどこからきたのだろう。男の子はペンギンのおうちを探すことにしました。



『はっぱらっぱは ぴっかぴか!』 長崎夏海作 佐藤真紀子画 ポプラ社

そうじ当番をおしつけられても笑っているキースケにミナモは怒った。
「キースケのよさをわかっていない」とさけびたいのに・・・
posted by つーやん at 21:49| Comment(3) | 記事

2005年12月16日

とびだす絵本・しかけ絵本が今、流行ってます。

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今、とびだす絵本が話題で、

雑誌などでよく取り上げられています。

Poe CLUBではオープン当初から

しかけ絵本には力を入れていて、

ここにきてアクセスも急にの伸びてきました。


写真は「ふしぎの国のアリス」の1ページ。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』 橋本治著 集英社

「バブル崩壊後は乱世である」と著者はいう。
しかし我々は「戦火に踏みにじられる農民」ではない。本書は勝ち組・負け組の正体に始まり、エコノミストの功罪を問い「経済」の本質に到達する。
異色のビジネス書であり、哲学書である。



『京都 読書空間』 桜風舎編 光村推古書院

本好きの人にとって、知的好奇心を刺激してくれる書店。
気に入った本をいい気分で読める喫茶店。
本書はそんな「極上読書空間」を丹念に取材したカイドブックだ。豊富なカラー写真で店内の雰囲気を伝え、京都ならではの贅沢な読書事情を余すことなく伝えてくれる。
「大阪 読書空間」の刊行を希望します。



『かけがえのない、大したことのない私』 田中美津著 

     インパクト出版会

本書は、1970年代のウーマンリブ運動、ぐるーぷ「闘うおんな」のリーダーとして知られた田中美津のインタビューや対談、講演記録などを集めた一冊である。
幼児期の性的虐待の記憶。リブ運動。さらにメキシコに渡り一児をもうけて帰国。その後20年以上にわたり鍼灸師として、患者さんたちの心と身体の病に向き合う。
真面目も不真面目も、強さも弱さも、全部ひっくるめて「かけがえのない、大したことのない私」である



『北上川』 橋本照嵩著 春風社

重厚な写真集。
ここには生活をしてきた人々を、その人々を支えてきた風土が、重層的に描かれている。
商店街は砂利道で、そこに馬車が通り、オート三輪が走っていく。漁船の上では漁師たちが飯を食べ、身なりの良い男は札束を数えている。そんな時代があった。
写真家はこれまでの人生をこの一冊に込め、膨大な時間をかけ、人生の元手を惜しげもなく、この写真集に注ぎ込んでいる。




     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『トゲ トゲ』 はしもとみお著 新風舎

第10回えほんコンテスト金賞。
旅に出たトゲトゲは一つ一つ、トゲをみんなにあげていくうちに・・・


『チャーリー・ボーンは真夜中に』 ジェニー・ニモ作 田中薫子訳

    徳間書店

チャーリー・ボーンは10歳のごく普通の小学生。
ある日、間違って渡された写真を見ていて、自分には不思議な力があることに気づく。
posted by つーやん at 22:33| Comment(0) | 記事

2005年12月14日

西区靱本町のTガラスさんへ

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きのう今日と最高に寒かったですねぇ

おかげで商店街も暇で、

売り上も低迷です。


上の写真は「宮武外骨」の碑です。

配達の途中、信号待ちをしていて、いつものように何か面白いものはないかと

周りをきょろきょろしていると、この碑がありました。

こんなところに・・・ちょっと驚きです。


知る人ぞ知るですが、外骨のことを少しかくと、

宮武外骨(みやたけがいこつ)。1867〜1955年。この奇妙な名を持つ人物は生涯に40点以上もの雑誌を刊行し、その一方で、風俗研究家としても活躍し『筆禍史』や『賭博史』などの著書も70点ばかり残しています。

 その外骨が最も活動的だったのが、ここ大阪。彼の代表的な雑誌『滑稽新聞』は、東京での雑誌刊行に失敗した外骨が再起を賭けて大阪で刊行したものでした。その内容は、腐敗した権力、これにこびるマスコミ、戦争に沸く庶民への風刺で、大阪の風土に合ったのか、『滑稽新聞』は売上を伸ばしました。

 しかし、歯に衣着せぬ言動に度々当局から処分を受け、『滑稽新聞』発刊中だけでも、関係者の入獄が5回、罰金刑は16回に及び、これらの処分に対して外骨は『滑稽新聞』の刊行を自ら停止。最終号を「自殺号」とするなど、権力への風刺は止めませんでした。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『明治大正 翻訳ワンダーランド』 鴻巣友季子著 新潮社

翻訳の文体が、日本近代文学に大きな影響を与えた明治20年代。
その嚆矢は、二葉亭四迷がツルゲーネフの翻訳に用いた言文一致体とされる。翻訳の先駆者たちはいかに日本語と格闘してきたか。本書はその足跡をたどる。
訳語を徹底的に推敲して翻訳王の異名をとった森田思軒。日本初の女性翻訳家・若松賤子。
トルストイの「復活」を訳しておきながら<こんな面白くない小説はない>と断言した内田魯庵など。
翻訳の裏舞台も知る事ができる。



『酒中日記』『また酒中日記』 吉行淳之介編  中央公論新社

文庫本として刊行。単行本としての発刊は古く「酒中日記」は1988年。「また酒中日記」は1991年。
昔の小説家はとにかくよく飲んだらしい。
「飲み直してから眠る。この日の酒量はビール3本に、ウイスキー1本」とは、「木枯紋次郎」を書いた笹沢佐保だ。30歳のころにはビールを一晩で53本飲んだそうだ。呆れるばかり。
京都の祇園で毎晩浴びるように飲んだのは五味康祐。その他吉行淳之介、開高健・・・
文学と酒・酒場が似合っていたころの話だ。その酒量と放蕩ぶりが、私には読んでいて心地よい。



『松岡正剛 千夜千冊』 全7巻+解説索引年表巻  求龍堂

膨大な力作だ。
2000年2月23日、松岡正剛が突然ウェブ上に連載を開始した「千夜千冊」。
「精神へ一撃を与えられた本」「未知なる世界にいざなわれた本」「想像を絶する展開に出会う本」を古典から現代文学・思想などの果てしない「知の森」から、自身の手により租借再生させ、次代に伝えるために「千夜千冊」として築きあげられた。
2004年7月7日、「良寛全集」で1000冊を迎え、これを記念して、撮り下ろし口絵、膨大な索引やリストを掲載した別冊「総索引」を付し、ウェブ発のブック・コスモス「千夜千冊」が完成した。



    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『わたしたち手ではなします』 ファイニク作 バルハウス画 

     あかね書房

耳の不自由なリーザに、子どもたちが声をかけてきたが、リーザにはわからない。そこへ男の子が現れ、手話で伝えてくれる。


『いのくまさん』 猪熊弦一郎画 谷川俊太郎文 小学館

上野駅の壁画などで知られる猪熊弦一郎。
自由奔放な絵と、谷川俊太郎のシンプルな文章が魅力的なアートブック。


  
posted by つーやん at 22:13| Comment(0) | 記事

2005年12月11日

またまた新キャラクターの登場です

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新しいキャラクターの名前はラブ。

<Poe CLUB>で

どんな活躍をするのか

お楽しみに!



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】


『世界児童文学百科 現代編 神宮輝夫編 原書房

当店の<Poe CLUB>も絵本(児童書)を扱っていますが、ここ数年児童文学の翻訳ラッシュが続き、映画化され話題となる事が多い。
ローリングのハリー・ポッター・シリーズを筆頭に、ジョーンズ原作のアニメ「ハウルの動く城」、ダールの「チョコレート工場の秘密」など。
新しい児童文学作家や作品について知りたい時、本書はエピソードを交えたミニ・エッセイの形で最新の情報を提供してくれる。
分量の点でも、内容の充実度においても、世界レベルだ。
ただ絵本作家が除外されているのが残念。



『視覚言語の世界』 斉藤くるみ著 彩流社

手話は単に話し言葉を動作に置き換えただけではなく、音声言語が聴こえない人たちにとって、それは「母語」である。
本書は最近の急速な手話研究の進展を背景に、修道院で使われた手話、北米・オーストラリアの先住民の手話、などさまざまな「視覚言語」を概観する。この本を読むと、人間の言葉の広がり、そして私達がコミュニケーションする生き物である事を再認識させられる。



『チンドン屋! 幸治郎』 林幸治郎著 新宿書房 1月10日発売

大卒チンドン屋歴25年。日本最大のチンドン屋カンパニー「ちんどん通信社」の代表が語る、超街頭宣伝集団の世界。写真が楽しい。



『「感心ね!」なんて言わないで 障害者と旅して、遊んで、仕事して

    石田良子著 講談社

障害者と喧嘩をする著者。45年間の交流をユーモアをもって、明るく綴ったノンフィクション。著者は肩肘はらず、楽しく、いきいき行動する。



    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『ボクだって絵本になりたい!』 しかまちえこ著 近代文芸社

うさぎのぬいぐるみ「ぴょんちゃん」は、ぴょん星人の影にかくれて少々ご立腹。
ぴょん星人の原型となった、ぴょん星人の物語。



『ぼくのスケッチブック』 山下奈美文 ひろいのりこ画 BL出版

達也はスケッチブックに大好きなワニの絵を描いた。
ところが、そのワニが次第に大きくなっていく・・・
posted by つーやん at 23:02| Comment(2) | 記事

2005年12月10日

当店の新しいキャラクター・クーです

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当店のネットショップ<Poe CLUB>の

新しいキャラクター「クー」です。

架空の生き物で、

正体不明です。(作者はブタと言っていますが・・・)

興味のある方は、<Poe CLUB>へ。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『へんないきもの』 早川いくお著 パジリコ

少し前の発売でしたが、ここで取り上げます。
地球にうごめく珍妙で奇怪な生き物たちを、すべて精緻なイラスト付きで詳細に解説している。ほんとうにこんな生き物がいるのか。どうしてこんなに変なのか。
興味津々。飽きることはない。



『ラルフ・エリスン短編集』 松本一裕・山嵜文男訳 南雲堂フェニックス

本短編集の作家ラルフ・エリスンは、長編「見えない人間」でよく知られている。
かつてクリントン大統領は、日本人がアメリカを理解するための必読書としてこの小説をあげた。
「黒いボール」は掃除夫の父親と幼い息子が朝食をとりながら話している、というありふれた日常の場面ではじまる。友だちに「真っ黒」と言われた息子は、そうではないよ褐色だよと父親に説明され、「褐色って、白いのより絶対いいんだよね」と聞き返す。
父親は、いやアメリカ人であることのほうがずっとよいことだと断言する。そこに白黒の対立ではなく、アメリカ人である誇りと自己意識をもとうと奮闘した「アメリカの黒人」エリスンの信念がみえる。



『武田泰淳伝』 川西政明著 講談社

好きな作家です。「森と湖のまつり」、「快楽(けらく)」、「ひかりごけ」、
それに「富士」と夢中になって読んだ事を思い出します。
その武田泰淳の評伝が刊行されます。本書は偉大なる怪物・武田泰淳の一族の歴史から中国との関わり、その後の文学的深化まで、すべてを明らかにする。



    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『たっくん うちゅうへ』 ゆめゆめこ著 近代文芸社

ゆめのくじの景品は宇宙旅行。
お母さんからプレゼントされたくじに当たったたっくんは宇宙へ。
小学宇宙飛行士たっくんの冒険活劇。



『おもちのきもち』 加岳井 広文・画 講談社

第27回講談社絵本新人賞受賞。
お正月、かがみもちは、とある決心をした。びっくり、めでたい、驚愕の「おもちワールド」へ、さあ出発。
posted by つーやん at 22:44| Comment(0) | 記事

2005年12月09日

西区靱本町のTガラスさんへ

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堂島川にかかる渡辺橋から福島方面を見る。

お昼の3時というのに

風はつよく、空はすっかり

冬のようです。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】


『土門拳の格闘』 岡井耀毅著 成甲書房

木村伊兵衛と並び、写真という表現ジャンルを戦後一貫してリードしてきた土門拳。
「風貌」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「古寺巡礼」など、いまでも強烈な印象をのこしている。
土門は長年アマチュア写真の審査選評を続けていた。
本書はその選評を発掘し、この傑出した写真家の内面にせまる。



『時代小説盛衰記』 大村彦次郎著 筑摩書房

時代小説。とりわけ「チャンバラもの」が大好きです。
時代小説のはじまりというべき中里介山の「大菩薩峠」は大正2年に「都新聞」で連載が始まった。虚無的な剣士、机龍之介が冒頭、いきない罪も無い人間を斬り殺す。龍之介の剣の描写には凄みがあり、連載が回を重ねる」うちに読者の投書がふえたという。
「大菩薩峠」の成功で、大佛次郎の「鞍馬天狗」、白井喬二の「富士に立つ影」、岡本綺堂の「半七捕物帳」、子母沢寛の「新撰組始末記」、野村胡堂の「銭形平次」・・・
著者は膨大な資料を駆使しながら時代小説という、世界にも類のない文学の歴史を克明に跡づける。



『サイエンスウェブ 創刊号 寺門和夫編集 サイエンスウェブ

久しぶりに科学雑誌が創刊された。
創刊者兼編集者は、長く科学雑誌「ニュートン」の編集をリードしてきた科学ジャーナリストである。
この雑誌の目指すものは「一つは、科学の最前線と私達の暮らしとの間のコミュニケーション促進。もう一つは、世界の科学最前線と日本の読者との間のコミュニケーションの促進」と、語る。
かつて日本の科学雑誌は賑わっていたが、ほとんどの雑誌が休刊。「採算が合わなくなった」からだ。
微力ではありますが、応援します。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『ゆきだるまは よるがすき!』 

   キャラリン・ビーナー文 マークビーナー画   評論社

ゆきだるまのひみつがのぞける、すばらしい夜の世界へ。
絵の中に、ねこやサンタがかくれているよ。


『りょうくんの金のりす』 江崎雪子作 永田治子画 ポプラ社

孤独な少年のもとにあらわれた、つばさのある金のりす。
それは、秘密のともだちのはずだった。しかし・・・
posted by つーやん at 23:06| Comment(0) | 記事

福島区福島のW薬局さんへ

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公園のイチョウの葉っぱも

風にゆられて

つぎからつぎへと落ちはじめ


黄色い絨毯の出来上がり。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


 【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本  を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れま  せん。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



知の自由人叢書 うしのよだれ』 坪井正五郎著

     山口昌男著 川村伸秀編集   国書刊行会

これまで坪井正五郎といえば、日本の人類学や考古学の初期の研究者として記憶されているにすぎなかった。これに対し、解題にもあるように、本書「うしのよだれ」は「人類学史のなかで埃をかぶっていた坪井正五郎ではなく、江戸趣味の狂歌的笑いの感覚を持って、奇想なアイデアを次々と繰りだす魅力的な人物」としての坪井のもう一つ姿を浮かび上がらせようと、山口昌彦の監修で刊行された。
坪井の鋭い観察力や旺盛なアイデアマンとしての活躍は本書の随所に見られる。



『完訳 ファーブル昆虫記』 奥本大三郎訳 集英社

集英社の創業80周年記念出版として、全20巻で刊行され始めた。
フランス文学者であり、日本昆虫協会会長でもある奥本大三郎が始めて個人完訳したものだ。
また昆虫画家・見山博による昆虫、植物、および歴史、民俗資料の詳細なイラストに加え、昆虫写真家・海野和夫と今森光彦の貴重な写真も掲載。



『はじめての部落差別』 角岡伸彦著 文藝春秋

ここでは結婚差別の生々しい実態やマスコミにおける過剰な自主規制、大物政治家や著名ジャーナリストの差別発言などが報告されている。
被差別部落の定義の難しさ、その起源を巡る歴史学上の混乱、差別否定の反動としての美化、といった同和教育では教えない基礎知識から、複雑な因習や感情がからむ問題まで、部落問題の今が概観できる。
著者の筆致は全体をとおして軽やかだ。
著者はいう「柔道でたとえるなら、差別に対する受身の練習を何十年と続けている」と。



   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『緑の森のコッポたち』 松原由美子作 広瀬弦画 小峰書店

おおきな怪物に捕らわれているコッポとは、亡くなったと思われていた長老のトーボさんなのか。キーノが探しに出ることに。



『ウルフさんのやさしい畑』 クレイアー・ボーリエー作 カンタン・グレバン画

    小峰書店

寒い冬、えものを探していたオオカミのウルフさんは、野菜を食べるオオカミになろうときめる。



『ゆき!ゆき!ゆき!』 オリヴィエ・ダンレイ作 たなかまや訳

    評論社

そとは雪。ママはぼうやといっしょに、雪のなかへ。幻想的な美しさにみちた、雪の夜のお話。
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2005年12月04日

本日のイベントはフルートアンサンブル

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商店街はいま歳末大売出し中で、

今日、フルートのライブが商店街の中でありました。

あいにく、天候が最悪で

アーケードをうつ雨の音が激しく、

ときおり、

季節はずれの雷までなっていました。



天気のいい日に、もう一度・・・



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


 【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『イヨマンテの花矢』 萱野茂著 朝日新聞社

著者は、そのままでは消えてしまいかねなかったアイヌ文化を保存し、継承し、啓蒙してきた第一人者だ。
「イヨマンテの花矢」は彼の何冊目かのエッセー集であり、彼の歩みについての豊饒な想い出の記である。「イヨマンテ」は飼って育てた熊の子を神の国に送る儀礼。
アイヌの文化財を蒐集して保存する資料館を私費で造り、年寄りが語るユカラを録音機を担いで採集し、二風谷ダムをめぐる訴訟を通じてアイヌが日本列島の先住民族であることを認めさせた。「大和民族に迫害されてきたアイヌ民族の苦しみは並大抵のものではなく、アイヌ語で埋まっていた北海道の隅々まで侵略したのに、大和民族からいまだに一言の詫びの言葉も聞いたことがありません」と、著者は語る。
彼のしてきた事に対して、多くの偏見と無理解と妨害があった。しかし、理解と協力もあったと彼は記す。



『赤い雪 勝又進作品集』 勝又進著 青林工藝社

勝又進作品集「赤い雪」が選りすぐりの短編を集めて上梓された。
彼の作品には、近代化、均質化の強大なローラーに押しつぶされる前の、日本人の生き方が見事に描かれている。
昭和30年代に勝又進は東北で牛追いをする少年だった。そして昭和40年代には、東京で原子核物理学の将来を嘱望される研究修士であって、「ガロ」のマンガ家だった。
著者の描いたマンガ、描こうとしているマンガ、その意義がこの作品集を見れば感じとれるはず。



『ほめことばの事典』 榛谷泰明著 白水社

本書は、古今東西の様々な文章家が腕によりをかけて考えた「賞賛」の表現を、小説や詩、戯曲などから三千も収集し、約八百項目に分類し「ほめことばの事典」だ。
この本を読むと、ほめことばは単なるレトリックにはとどまらず、文化そのものの本質に関わっていることがわかる。
「ほめる」こととは、いったい何なのかを考えるための貴重な材料が、本書にはごろごろと宝石の原石のように転がっている。



『子ども 戦世のなかで 大石芳野著 藤原書店

著者は1980年代以来、「戦世」に焦点を合わせて写真を撮り続けてきた。ベトナム、コソボ、ラオス、カンボジア、アフガニスタン・・・
この写真集には「子ども」の写真を中心に167枚がおさめられている。戦争の刻印が最も痛々しく刻み付けられるのは子どまたちの顔。顔から顔へ、視線を走らせていると、彼らのいろいろな思いが見えてくる。
写真は必ずしもすべてを語るものではないが、ここに写った「このような眼」を持つ子どもたちが世界のあちらこちらにいるという事実は受けとめなければならない。
生まれる場所は選べないのだから。



     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『しんせつなともだち』 方軼羣文 君島久子訳 村山知義絵 

     福音館書店

寒い雪の日に、子ウサギは二つのカブを見つけました。
一つは食べて、もう一つは友だちのロバに届けます。ロバは子やぎに、子やぎは子じかに・・・
カブといっしょに温かい思いやりが回ってきます。



 
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2005年12月03日

今夜も一杯

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夜、商店街の会合が終わり、

いつものように居酒屋へ。

「よう、これだけしゃべることがあるなぁ」と思うほど、

話題は次から次へ・・・



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】


『詩人たちのユリイカ抄』 伊達得夫著 平凡社

書肆ユリイカを興した編集者、伊達得夫(1920〜1961)。
原口統三の「二十歳のエチュート」を皮切りに、中村稔、那珂太郎や飯島耕一らの詩集、加藤道夫の戯曲「なよたけ」、「ロートレアモン全集」、「稲垣足穂全集」、さらには雑誌「ユリイカ」を採算を度外視して次々と刊行した。
彼はまた、自身が優れた表現者だった。詩人的な感受性を持った名散文家だった。
それはこの「詩人たちのユリイカ抄」を一読すれば、明らかだろう。


『写真ノ話』  荒木経惟著 白水社

どうして荒木経惟はこんなにもモテモテなのか。その秘密がよくわかる一冊。
聞き語りによる類書は何冊かあるが、人間アラーキの魅力がいきいきと感じられる点で、本書は際立っている。
下町の下駄やさんに生まれ、町の子供やおばちゃんを撮る事で頭角を現したアラーキだが、写真術に目覚めたきっかけは父母の遺影を撮ったことだったという。大切な人がモノと化してしまったとき、どう撮るか。その答えを彼がいかにきわめていったかは、本書を飾る数々の作品が雄弁に語っている。


『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待

   武村政春著 新潮社

古今東西の「架空生物」の謎を最新生物学で解き明かす。
冗談と本気、奇想と学問が大胆に結合した「遊ぶ生物学」がここに誕生。


すぐわかる画家別 近代日本絵画の見かた』 

   安村敏信著 東京美術

序文で「本書によって、少しでも日本美術に興味を持った方々が次のステップに行かれることを大いに期待している」というように、本書は初心者を想定したもの。
永徳、等伯、宗達、光琳、歌麿、写楽、北斎、そんなビッグネームは当然とりあげられるが、注目すべきは、従来の入門書では登場しなかった画家達。白隠、南画の林十江、狩野派末流の一信、はては奇怪な洋風画を描く安田雷州など。


『夜市』  恒川光太郎著 角川書店

今年の日本ホラー大賞の受賞作。審査員全員が支持したという。
若者が女の子を夜市に誘う。それは岬の森のなかでひそかに開かれているフリーマーケットのようなものだというが、どうもそこは異界らしく、どの店にも異様な品が並んでいる。
若者は昔、夜市の人さらい屋で弟を売り、自分だけが助かった。その罪責感からこんどは自分が売られようとする。



    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『まどからおくりもの』 五味太郎作 偕成社

クリスマス!サンタクロースがやってきた。
窓からのぞいて、子どもたちへプレゼント。ところが、そそっかしいサンタさんの勘違いで、ちぐはぐなプレゼントが!


『ねずみくんのクリスマス』 なかえよしを文 上野紀子絵 ポプラ社

ガールフレンドのねみちゃんに贈るツリーを作ったねずみくん。
「ちいさい ちいさい」とアヒルくんに笑われてがっかり。アヒルくん、ウサギくん、ブタくん、とページを開くたびにツリーもビッグに。でも、ねみちゃんはもっと驚かせるものを用意していました!
posted by つーやん at 21:06| Comment(0) | 記事