2006年01月31日

福島区野田のS病院さんへ

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やっと新年会の季節も終わり、

普通の日がつづいています。

これはこれで、また退屈なのですが。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『カマキリは大雪を知っていた』 酒井與喜夫著 農山漁村文化協会

著者は「カマキリが高いところに産卵すると大雪」という言い伝えに注目して、カマキリ観察と降雪予報の関わりを考察する。
雪に埋もれないぎりぎりの高さがカマキリにとって最適の産卵場所だそうだ。
なぜカマキリは降雪を予測できるのか・・・この続きは本書で。



『サンカの民と被差別の世界 日本人のこころ 中国・関東

   五木寛之著 講談社

著者は記録を残すことがなかった非定住の人々の残影を見極めようと、各地を訪ね歩く。
沖浦和光氏(私は彼から多大な影響を受け、今もその活動に注目しています)の示唆に導かれ、瀬戸内では家船を住居としながら海上を自在に行き来した人々、関東平野においては被差別者を統括した弾左衛門、車喜七らの足跡を追う。
また浅草界隈では、香具師の風俗に象徴される遊芸・歌謡の生き生きとした姿を追う。



『バーのある人生』 枝川公一著 中央公論新社

こういう書名を見るだけで、読みたくなる。
それに著者が枝川公一。はずれはない。
酒好きには居酒屋もいいが、最後はバーで一杯がいい。
バーの扉を開けると、そこは非日常の空間だ。



『《ゴーシュ》という名前 《セロ弾きのゴーシュ》論 

     梅津時比子古著 東京書籍

「セロ弾きのゴーシュ」のゴーシュという名前は、フランス語の「左」を意味するゴーシュからきている、というのがこれまでの定説だった。
本書の著者はこの定説を真っ向から否定し、「ドイツ語の『かっこう』から取った」というのだ。新説である。
しかしその論には説得力があり、引き込まれる。著者はまず、当時賢治が所持参照したであろう辞書の検討から始める。次に賢治が学んでいたのはフランス語ではなく、ドイツ語であったこと、さらに同時代のドイツの詩人アルノー・ホルツが賢治に与えた影響について言及する。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『小児科医が見つけたえほん・エホン・絵本』 医師薬出版

絵本の大好きな小児科医21人が絵本112冊を紹介。
小児科医の体験談や解説が付いていて楽しく読める。


『おふとんのくにのこびとたち』 越智典子作 出久根育絵

    偕成社

お熱のひさこちゃん。ひとりで寝ていると布団の上に雪山と小人が現れて・・・
人のいい小人やよくできた熱さまし機。
熱の子どもにだけに見える世界。



『みんなきえちゃえ!!!』 こばやしようこ著 新風舎

第十回えほんコンテスト金賞受賞。
ぼくをイライラさせるもの、
ぜーんぶきえちゃえ! さてお話は・・・ 

     
posted by つーやん at 22:20| Comment(0) | 記事

2006年01月26日

福島区福島のSデザイン事務所さんへ

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今週は商店街の会議や個人的な飲み会やらで、

酒、酒、酒。

帰宅する時間も遅くなり、

ブログを書く時間もないくらいです。

何とか今日は中休みというところ。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『江戸吉原図聚』 三谷一馬著 中央公論新社 3月25日発売 57,750円 

江戸風俗画の第一人者が約10年の歳月を費やし、江戸新吉原の世界を300枚を超える精密な絵で克明に再現。
江戸時代末期およそ100年間の新吉原の風俗、風景、生活などを当時のさまざまな資料から復元する。生命感に満ち溢れた芸術作品でもある。



『詩人たちの絵』 窪島誠一郎著 平凡社 

立原道造、宮沢賢治、冨永太郎、小熊秀雄、村山槐多。
五人の詩人が遺した絵と詩を重ね合わせ、作品を読み解いていく。



『天皇と東大』 立花隆 文藝春秋

著者は天皇と東大の関わりを語ることは「日本の近現代史」そのものを語るものであると指摘し、「天皇(イデオロギー)と右翼ウルトラナショナルを理解することなしには、あの時代の日本の大転換が分かるはずがない」という。
山川健次郎、穂積八東、上杉慎吉、蓑田胸喜、平泉登、岸信介らを輩出してきた東京帝国大学が、常に右傾していたことも本書は示唆している。
膨大な資料の収集に裏うちされた、後世にのこる力作だ。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『はるのやまは ザワザワ』 村上康成作・絵 徳間書店

春になって、目を覚ましたこぐまのグルル。
グルルを取り巻く鳥たちの声。
心躍る楽しい春の山の様子が描かれている。



『森の大あくま』 二宮由紀子作 あべ弘士画 毎日新聞社

森の奥に住む怖い大悪魔。
でもこの大悪魔は本当にドジでかわいいところもある。
さて、お話は・・・ 
posted by つーやん at 21:19| Comment(0) | 記事

2006年01月23日

福島区鷺洲のAクリニックさんへ

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この冬二度目の雪の中の配達でした。

手が冷たくて、つり銭を鞄から出すにも

指がかじかんで動きません。


まぁ、真夏の暑さを思えば

まだましですが。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】





『歌舞伎登場人物事典』 河竹登志夫監修 古井戸秀夫編 

            菊池信義装幀 白水社 2月下旬発売


歌舞伎に登場する主役から脇役まで約2300人を網羅し、役柄の説明のほか、中心人物には物語り上での位置づけ、出典やモデル・扮装や演出などの解説も付いている。
豊富な舞台写真や浮世絵などの資料により多角的に人物像を解説する。



『少雨荘書物随筆』 斎藤昌三著 山口昌男監修 国書刊行会

本書は番傘や酒袋で作った本の装丁、明治大正の文学書誌という本の薀蓄や、淡島寒月、内田魯庵など、友人回顧談を集成する。



『法と掟と 頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!

   宮崎学著 洋泉社

本書は掟と法について考察し、そこから今日の日本社会の批判に及ぶ。
著者の定義によると掟とは個別社会の規範であり、家族、村、労働組合、経済団体、といった基礎的な集団であり、これを「仲間内」と呼ぶ。
一方、法とは「全体社会」、国民国家のような抽象的な集団に共有される規範である。
著者は日本は個別社会が弱いため、社会がそのまま国家となり、日本人を支配するのは、法でも掟でもなく、正体不明の「世間」という規範である、という。




   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『まだかな まだかな しろくまこぐまのまちぼうけ 

     飛鳥童画・作 講談社

こぐま2ひきが心待ちにしているのは、ふわふわあざらしくんと遊ぶこと。まだかな、まだかなとまちぼうけ・・・
posted by つーやん at 22:38| Comment(0) | 記事

2006年01月20日

西区新町へ

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土佐堀川が堂島川と合流する一つ手前の橋、湊橋から。

ここは水上バスか水上タクシーの乗り場になっているようです。

どんな人が利用してるんでしょう?



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『大阪「鶴橋」物語 ごった煮商店街の戦後史 藤田綾子著

     現代書館

鶴橋と聞けば「焼肉やキムチの店が集まる商店街」と思ってしまうのは、きわめて表層的なイメージだったことがこの本を読むとよく分かる。
「韓国・朝鮮料理の店が増えだしてきたのは、この30年ほどの傾向にすぎい」
鶴橋は食品や繊維の問屋街から出発し、現在は多種多様な業種が集まる。著者は戦後の空気を色濃く残す「鶴橋」の戦後60年を、資料を集め、足をつかい、丹念に掘り起こす。



『ツチヤ教授の哲学講義』 土屋賢二著 岩波書店

哲学と聞けば、何やら難しそうな専門用語を思い浮かべつい敬遠しがちだが、本書は実例をあげ、表現を変え、ユーモアたっぷりに論理をくみたててゆく。
哲学が急に身近に感じられる。



『民俗昆虫学 昆虫食の自然誌』 野中健一著 東大出版会

食通の関心を引くと思えるヤママユガの幼虫。
モパニという木の葉を食べて育つイモムシである。アフリカ南部のサバンナ地帯では牛や豚肉が容易い手に入る今日でも、このイモムシのほうを好む人たちがいる。輸出もされているという。
バッタ、セミ、タガメなど全世界で食べられる昆虫は五百種にのぼるといわれ、研究者の間では地上に出現したころの人類の主食は昆虫だったという説があるほど。



『絵はがきにされた少年』 藤原章夫 集英社

少年時代に白人によって「絵はがきにされた」ことを最高の喜びとする老教師。「私は幸福」と言い切る黒人の元炭鉱労働者。
そこには「人種差別」という言葉で括ってしまうと抜け落ちてしまう、彼らの人間としての尊厳が浮かぶ。
新聞記者として南アフリカで過ごした経験をもつ著者が肌で感じたアフリカ。
貧困、飢餓、人種差別、民族紛争・・・
答えをだせない現実にも、まっすぐに対峙する著者の誠実さは、昨年刊行された石井光太さんの「物乞う仏陀」と同質のものだと思う。




   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『まてまて!きつねのおめん』 しらかたみお著 新風舎

お江戸が舞台。
きつねのおめんが大騒動。お江戸情緒たっぷりの楽しい絵本。



『創作アイヌ民話 ペカンペと森のカムイたち』 

   はたきみつる著  新風舎

沼で暮らすペカンペはもりの動物たちの助けを借りて冒険の旅へ・・・
posted by つーやん at 22:10| Comment(0) | 記事

2006年01月18日

西区靱本町のTガラスさんへ

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堂島川にかかる玉江橋より北を見る。


今、夜の11時。

この時間にいつもブログを書いているんですが、

もう眠たくて・・・




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】

『カメの文化誌』 ピーター・ヤング著 忠平美幸訳 柏書房

イメージは粘り強さと忍耐と長い寿命。企業広告でも大活躍。
2億年以上前から地球に暮らし、のろまでも適応力抜群なカメ。鼈甲細工や薬の材料、ときにはスープにされる一方で、世界中の神話で世界を支えるとされている。
カメを科学や文化の歴史などあらゆる角度で解剖する。



『現代詩手帖特集版 石垣りん』 思潮社

2004年の12月、他界。
好きな詩人でした。

身近な事象に詩の材を得、平易な言葉で語るが、発する言葉の数々は生ぬるい叙情ではなく、硬質で人間の奥底を凝視する。正面から現実を受け止め、凛としたその潔さは驚くばかりです。
代表作のひとつに「表札」がありますが、「くらし」と題した詩を二十歳ごろに読み、「ドキリ」としたのを覚えています。


       くらし

    食わずには生きてゆけない。
    
    メシを

    野菜を

    肉を

    空気を

    光を

    水を

    親を

    きょうだいを

    師を

    金もこころも

    食わずには生きてこれなかった。

    ふくれた腹をかかえ

    口をぬぐえば

    台所に散らばっている

    にんじんのしっぽ

    鳥の骨

    父のはらわた

    四十の日暮れ

    私の目にはじめてあふれる獣の涙。



   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『だいすきなほんくん』 クリスティン・オコンネル・ジョージ文

     マギー・スミス画 評論社

本のページをひらいて、とじて・・・
はじめて本とであった喜びをカラフルなえほんで伝えます。



『雪窓』 安房直子作 山本孝画 偕成社

おでんの屋台「雪窓」を舞台に、おかしくてせつない不思議な物語が幕を開ける。
安房直子の傑作童話が絵本になりました。

  
posted by つーやん at 22:47| Comment(1) | 記事

2006年01月15日

西区江之子島のM自動車さんへ

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写真は日本聖公会・川口教会。

大阪の居留地として近代史の幕開けに登場した、ここ川口。

近代港湾都市としての大阪は、川口に始まる。

大阪にあるミッションスクールのほとんどが、

ここで生まれたという。

川口に隣接する江之子島にあった府庁や市役所も今はなく、

この教会だけが当時の面影を残しています。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■



【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『食べるトンちゃん』 初山滋作 よるひるぷろ

童画家、初山滋が戦前に出版したシュールなナンセンス絵本が復刻。
ブタのトンちゃんがそこらじゅうにあるものを食べ散らかすという、単純な内容ながらそのかわいらしさはノスタルジーを超えた新しい感覚を与えてくれる。



『福島泰樹 短歌絶叫』 西村多美子・福島泰樹著 鳥影社

福島泰樹はステージで自らの短歌を絶叫する。
それは聴く者の魂を揺さぶる。和歌、短歌史で稀有な存在であり続ける福島の35年の歩みを、写真と文章で再現。CD付き。



『ニュヨーク西85番通り』 A・サロイヤン 三谷真一郎訳 晶文社

1960年代のニューヨーク。
著者は作家ウィリアム・サロイアンの息子、アラム・サロイアン。大学を中退後ニューヨークのアパートで暮らし、詩を書きながら様々な芸術家たちに出会う。
一時代を画した抽象表現主義が、当時の詩やジャズに大きな影響を与えていた事を軽妙な文章で語る。



『本屋さんの仕事』 永江朗・北尾トロ他著 平凡社

大小さまざまな本屋さんが登場し、その熱い思いが語られ、「頼もしい本屋さん」が各地に点在していることを知らされる。
「本屋好き」にはたまらない一冊だろう。
同業者としては、微妙・・・?




   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『お化けの冬ごもり』 川端誠著 BL出版

夏に活躍した日本のお化けたちが大集合。
外(そと)お化けVS座敷お化けの雪合戦では、雪女のナイスなピッチングがみもの。
全然怖くないお化けたちの表情は、親しみやすく、実況中継のような文章がとても楽しい。



『しずかなフリル』 長谷川直子作 学習研究社

フリルは、大きな声の女の子。
フリルが声をだすと、みんながビックリ。ある日、おねえちゃんたちと一緒に森に出かけると・・・
posted by つーやん at 22:47| Comment(2) | 記事

2006年01月01日

謹賀新年

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自宅のベランダから。

新年あけまして、おめでとうございます。

今年もいい年になればいいのですが・・・どうでしょう。

年々お正月のワクワク感もなくなり、

ただただ食べて、飲んで、寝ての繰り返しです。

店の営業は明日からで、元旦ぐらいはこれでええかと、

変に納得しています。

毎年なら、下のグランドでは何人かが凧揚げをしているんですが、

今年は一人。

お正月の遊び方もどんどん変っていきますね。


今年もたくさんの本をおすすめできれば、と思っています。

ではでは・・・食って、飲んで、寝て。
posted by つーやん at 14:25| Comment(0) | 記事