2006年08月27日

福島区野田の整骨院Nさんへ

image/hayashi-2006-08-27T22:05:45-1.jpg




野田周辺の石畳は

ほとんど写真に収めたつもりでしたが、

こんな細い路地に

まだ残っていました。

なかなかの雰囲気でしょ?



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】




『検証 戦争責任T』 

            読売新聞戦争責任検証委員会編著 中央公論新社

このところ靖国神社参拝問題等、先の大戦に導いたわが国首脳の責任問題が問われているが、こちらの不勉強もあるが、意見は多様でなかなかその正否が見極められない。
本書はタイムリーな企画で、これを機会にじっくりとこの問題に向き合うのもいいかも知れない。



『女人蛇体 偏愛の江戸怪談史 堤邦彦著 角川書店

<蛇になる女>の物語は、古代から江戸時代まで繰り返し出現してきた。
近代怪談の研究者である著者は、オソレという感覚から「女体蛇体」をキーワードに、民俗伝承、仏教説話、そして江戸文芸を検証する。
江戸時代になると、男女の性愛に対する罪の意識とエロチシズムが絡み合い、歌舞伎などバリエーションも豊かに、女の蛇性は表現されていく。



『無頼記者、戦後日本を撃つ』 

                     松尾邦之助著 社会評論社

読売新聞の特派員だった著者は、右にせよ左にせよイデオロギーに縛られることを極端に嫌う、根っからの自由人だったらしい。
本書は、その過激な発言、同時代人への歯に衣きせぬ批判に満ちているが、どこか現代の日本の状況にも通じる。



『人魚たちのいた時代』 大崎映晋著 成山堂書店

能登や志摩、伊豆、安房など今も日本各地にわずかながら息づいている人魚(海女)。
しかし海洋汚染など海の環境変化の中で、この人魚たちの生息もあやうくなってきているという。
水中写真家・水中考古学者として長年この海女を見つめてきた著者にとって、海女は海藻の間を縫うように自在におよぎ回る美しい人魚なのだ。
本書は日本各地の海女の日常が、海を糧とするものの眼で細やかに描かれる。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『せーの ジャンプ!』 深川直美作・画 福音館書店

お祭で買ってもらった風船が、風に飛ばされてしまった。
大人たちはふうせんを捕まえようと、次々に追いかけてくれるが届かない。
ぼくは大きく深呼吸して・・・



『ねことらくん』 なかがわえりこ作 やまわきゆりこ画

ゆうじはしっぽをつけて、強い猫の「ねことらくん」に変身。
そして家の外へ出かけて行くと・・・
posted by つーやん at 22:05| Comment(2) | 記事

Painがストラップになりました

image/hayashi-2006-08-27T17:56:22-1.jpg



<Poe CLUB>の仲間で

Poeの妹? 彼女?のPainがストラップになりました。

いちばん喜んでいるのはPoeかも。
posted by つーやん at 17:56| Comment(0) | 記事

2006年08月24日

福島区海老江・地蔵盆 <3>

image/hayashi-2006-08-24T22:23:30-1.jpg



9月6日、アシェット婦人画報社から

「古 いにしえ の 甦る 時計」のタイトルで

隔週刊雑誌が創刊される。

懐中時計のコレクションとその薀蓄が収められる。

全60号の予定で、

監修はアンティーク時計の第一人者・大川展功。

付録には、信頼性の高いスイス製ムーブメントの懐中時計が付き、

歴史的なモデルのレプリカも含まれるらしい。


定価は雑誌も含めて1990円なんですが、

この価格で出来る時計って?




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】




『小心者の大ジョッキ』 端田晶著 講談社

著者は現役のサッポロビールの幹部で、恵比寿麦酒記念館館長。ビールのことはもちろん、お酒全般についての薀蓄を語る。
漱石の「猫」はほろ酔いか、泥酔か?
鮮度無用のビールとは?
ビヤホールの発祥は?
アルコール依存症予備軍の乃木希典の話から、中国の銘酒にまつわるエピソード、日本酒に関するトレビアまで、縦横無尽に語る。



『本格焼酎泡盛ガイド』 「焼酎楽園」編集部編著 金羊社

最近は体に良い?ということで、焼酎を飲むことが多い。
本書はその決定版で、製造元に確認した価格、原料、味わいの特長など、1200銘柄をカラーで紹介している。日本で唯一の本格焼酎・泡盛カタログの最新版。 



『ドラッグの万華鏡』 ズームイン麻文 ホリユウスケ画 データハウス

さまざまなドラッグの知識を、ユーザーの体験にもとずいて、ドライブ感溢れるテキストで解説する。
試してみるつもりは毛頭ないが、反面教師として読みたい。



『さむらいの刀はどうして折れない?』 

          アンナ・チェラゾーリ著 世界文化社

数・数学の楽しさを伝えるべく、主人公の謎解きによって進行する数学書。
累乗をトトカルチョで説明するなど、楽しい会話と平易なイラストによって数学を読み解く。



『悪党芭蕉』 嵐山光三郎著 新潮社

芭蕉の実人生を、厖大な資料から読み解く。
芥川龍之介は芭蕉のことを「三百年前の大山師」と書いたそうだ。
古池や蛙飛びこむ水の音。しかし、飛び込む音などはしないそうだ。
著者はカエルの図鑑片手に、一日庭園の池で観察した結果、この句は写生ではなくフィクションであることを発見する。
芭蕉は悪党に憧れ、弟子達の悪党ぶりを容認しながらも三百人とも二千人ともいわれる弟子をももつ蕉門の首長として、人望があった。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『凍った宇宙』 パトリック・ムーア作 福島正実訳 岩崎書店

宇宙飛行士がしばしば原因不明の奇病にとりつかれる。
その原因を追究するため、調査隊は海王星へ向かう。



『月の笛 千年の笛をさがして 武鹿悦子作 東逸子画 小峰書店

千年の昔から、笛の音が少年を誘う。
少年の使命は、千年の時間をこえて美しい月の笛を探し出すことだ。
posted by つーやん at 22:23| Comment(0) | 記事

福島区野田・地蔵盆 <2>

image/hayashi-2006-08-24T22:20:44-1.jpg
posted by つーやん at 22:20| Comment(0) | 記事

北区大淀の関西Kさんへ

image/hayashi-2006-08-24T21:52:44-1.jpg




今日は地蔵盆・地蔵菩薩のお祭。

地蔵盆の提灯元は地蔵会(じぞうえ)、地蔵祭と呼ばれ、

8月24日が裏盆にあたることから、盂蘭盆にちなんで地蔵盆と呼ばれるようになったらしい。

今では参加する人の仕事などに合わせ、多少日程をずらして土日に行うところも増えてい

という。

地蔵祭では、地蔵の像を洗い清めて新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、

地蔵の前に集って灯籠を立てたりお供え物をしたりして祀る。


言い伝えによれば、地蔵菩薩が、親より先になくなった子供が賽の河原で苦しんでいるのを救

うという。

このことから地蔵祭においては特に子供が地蔵の前に詣り、その加護を祈る習わしになってい

て、ところによっては、仏僧による読経や法話も行われることがあるが、

今では地蔵盆は子供のための祭とも言え、地蔵に詣った子供達は地蔵の前に集まった席で供養

の菓子や手料理などを振る舞われる場合が多い。

初日朝に地蔵盆の用意をし、仏僧による読経、子供におやつの配布(日に1度か2度)、そし

て夜のイベント(踊りや線香花火など)。

翌日、おやつが配布され、お供えのお下がりの配布、後片付けといったところが大方の流れで

ある。
posted by つーやん at 21:52| Comment(0) | 記事

2006年08月21日

福島区野田のHさんへ

image/hayashi-2006-08-21T22:24:56-1.jpg



8月19日から一ヶ月近く

西宮市大谷記念美術館

2006イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が開かれています。

世界的なイラストレーションコンクールの入選作が紹介されており、

多様な作品が集まっています。

原画は印刷された絵本とはまた一味違う

質感や色合いで、観る人を楽しませてくれます。


作品のモチーフの違いなどを通して、

世界の多彩な文化に触れることができると思います。


絵本やイラストに興味がある方は

この機会にぜひご覧下さい。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】




『カーライルの家』 安岡章太郎著 講談社

著者は1941年慶應義塾大学を卒業後、吉行淳之介や阿川弘之らと遊び歩き、 1951年「ガラスの靴」が芥川賞の候補作に選ばれ、文壇に注目される。
そして1953年、『悪い仲間』・『陰気な愉しみ』により芥川賞を受賞し、遠藤周作らとともに<第三の新人>と呼ばれた。
本書では久しぶりに著者ならではの滋味豊かな文章が味わえる。



『トナカイ王 北方先住民のサハリン史 

               N・ヴィシネフスキー著 小山内道子訳 成文社

本書はサハリン島(樺太)を日ソで半分ずつ領有していた戦前期に、日本領の南樺太における反革命派の少数民族のリーダーだったヤクート人ヴィノクーロフの伝記。
彼は日本が北サハリンを一時的に占領したシベリア出兵期に日本軍と結びつき、その他の少数民族を支配する大商人となり、多くのトナカイを手に入れる。
やがてヴィノクーロフは大国の軍事策動の手先として利用されることになる。



『人類が知っていることすべての短い歴史』
                ヒル・ブライソン著 楡井浩一訳 NHK

本書は宇宙の成り立ちから人類の現在まで、科学の成果を踏まえた一級のエンターテイメントとなっている。楽しみながら科学リテラシーを身につけることができる。
本書によって科学が血の通った営みに思えてくるし、過去の科学者の奇人変人ぶりも楽しめる。



『シネマ・シネマ・シネマ』 梁石日著 光文社

梁石日は自分の自己顕示欲を笑いながら、在日や韓国の仕事人たちとつながり、パリやニューヨークの移民タクシー運転手とつながっている。
本書では「家族シネマ」に主演した話から「月はどっちに出ている」「夜を賭けて」完成までに至る話を中心に語られる。



『妖怪文化入門』 小松和彦著 せりか書房

古代、雷や洪水、地震といった自然現象や、キツネなどの動物が人間の恐れの対象となり、そこから妖怪が生まれることが多かった。
やがて古道具が妖怪になった「つくも神」のように人間が作ったものが生まれ、人間の妖怪である幽霊が現れる。
本書では民俗学の観点から古代から現代に至る妖怪文化を考察した上で、水木しげる・京極夏彦・宮崎駿作品を取り上げ、これらが現代人に支持される理由を探る。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『天鼓』 片山清司文 小田切恵子絵 BL出版

能のお話。王母は天から鼓が降って来て自分の体に入る夢をみて、男の子を授かります。
この子は天鼓と名づけられ、鼓をすばらしい音色で奏でます。
やがてその事が悲劇をまねくことに・・・



『カクレンボ・ジャクソン』 ディヴィッド・ルーカス作 偕成社

ジャクソンは恥ずかしがりやで、目立たない服を仕立てます。
女王さまのパーティーにも目立たない服装で出かけます。でもその服がどういうわけか評判になり・・・
posted by つーやん at 22:24| Comment(2) | 記事

2006年08月18日

北区大淀のD車両さんへ

image/hayashi-2006-08-18T21:44:28-1.jpg



西宮中央商店街が、

西宮神社のえびす信仰を全国に伝え歩いた

中世期の人形遣い「傀儡(くぐつ)師」を再現し、

人形劇団「えびす座」を結成したという。


同商店街は震災で大半の商店が全半壊し、

現在も店舗数は震災前の半分以下らしい。

そんな中で商店街の再生に向け、

地域の歴史を見直そうと「くぐつ再興ぷろじぇくと」をスタートした。


「制外の人」という賤民として差別された「傀儡師」の再興を

単なる地域の活性化のためだけに終わらせる事なく、

今ある日本文化・芸能の大きなルーツとなる

「傀儡師」の歴史をしっかりと伝えてほしい。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】




『気まぐれ古書店紀行』 岡崎武志著 工作舎

札幌から熊本まで、訪ね歩いた古書店の数は百軒を超える。
著者は初めての町を訪ねると、まず足が向くのが古本屋だという。手に取る本は上林暁や藤沢恒夫。そして「ユーモア小説全集」に均一本コーナーでのお宝さがし。
ユニークな古書店が次々と逸話を交えて紹介される。



『十九世紀日本の園芸文化』 平野恵著 思文閣出版

江戸の園芸技術は世界最高で、染井や巣鴨の植木村は世界最大であったという。
幕末に来日した西洋人があまりに高度な日本の園芸文化に驚嘆したらしい。
本書は豊富なデータそ揃え、当時の実態をもう一段下層にまで掘り下げ、検証する。



『明治大正小品選』 木股知史編著 おうふう

明治四十年前後から大正初年ごろにかけて「小品文」という文学形態の一種が流行する。
今で言う短編小説のことだろうが、人生の断片をスケッチ風に描き、創作意識の動きをヴィヴィッドに表現できる自在さが受け入れられたらしい。
本書に収録される作品は広範で、鏡花、抱月、花袋、泣菫、芥川、独歩、蘆花、露伴、漱石、
鴎外、光太郎、高須梅渓、中勘助、浩二、菊池寛、梶井基次郎・・・など当時活躍した作家の多くがが取り上げられている。



『魚のつぶやき』 高田浩二著 東海大学出版会

「魚のつぶやき」は世にもまれなる魚が一人称でしゃべる図鑑。
マダイ、タチウオ、サンマ、オオクチバス・・・
名前の由来、分類や分布、知られざる生態、季節の味に文化の話題。カラー写真とともに150種の魚介が次々と現れ、自己紹介をする。




   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『もしも ねこが サーカスに いったら』 

  石津ちひろ文 ささめやゆき画  講談社

「あしたうちにねこがくるの」に続く新作。
サーカスにスカウトされた子猫の兄妹が挑戦しては失敗し・・・
ユーモア溢れる絵本。



『モグとコロロ』 なだゆみこ文 おまたたかこ画 ひさかたチャイルド

森で出合ったモグラのモグと球根のコロロのひと冬の物語。
ほのぼのとしたお話しを通じて自然のもつ大きな力を伝えます。
posted by つーやん at 21:44| Comment(1) | 記事

2006年08月17日

福島区吉野の喫茶店Tさんへ

image/hayashi-2006-08-17T21:33:27-1.jpg




先日、経済産業省・中小企業庁が

「がんばる商店街77選」を発表していましたが、

その中にはわが町・福島区の

福島聖天通商店も選ばれていました。

<占い商店街>が評価されたようです。

よその商店街について

とやかく言うつもりはもうとうないですが、

この評価の基準はなんかおかしい、と思っていたところ、

今月の「商業界」にこんな記事がありました。

ここに選ばれた商店街154商店街(発表された77商店街を細分化)の内、

売り上げが伸びているのはなんと10商店街だけ、との事。

全国の商店街には、

著者によると人知れず地道な活性化に成功している商店街が

いくつもあるらしい。

実はそんな情報が欲しいのに・・・


イベント等の話題性も重要ですが、

商店街を形成する個店の売り上げを伸ばすことが、

ほんとうの活性化という事でしょう。


なんかええ案はないかなぁ?




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『大辞林 第三版』 松村明編著 三省堂

大型本格派辞典の11年ぶりの全面改訂版。
一冊もの辞典では最大規模の項目数を収録し、解説が詳しくアクセントも表記されている。
誤用の指摘や類義語の使い分けなど、言葉の用法を丁寧に解説する。



『辺界の輝き』 五木寛之・沖浦和光著 講談社

サンカ・家船・香具師らの心をさぐり、日本文化の深層を凝視する。
五木寛之と沖浦和光による対談集。



『昭和三方人生』 広野八郎著 弦書房

「三方」とは馬方・船方・土方をいう。
著者は長崎の高等小学校を卒業して馬方になって以来、三方に従事。
本書はその体験を綴った手記。馬方の仕事は山から町へ炭を運ぶ事。船方は船員。
土方では鉄道敷設、そして炭坑で石炭を掘る。
文学が著者のつらい毎日を支えたという。



『官能論 祝福としてのセックス 宮迫千鶴著 春秋社

セックスについて「まっとうに考えてみたい」として出来上がったのが本書。
著者は個人史もなぞりながら、戦後の性文化の変化に目を向ける。幼いころ見た呉市の赤線街についての記述や、いまや歴史に過ぎなくなった夜這いという性習俗や、戦前の遊郭から地続きの「公的」売春も彼女の目を通して記録される。



『東洋文庫ガイドブック2』 平凡社

もう説明するまでもないが、本書はアジアが内臓する英知と真理を平易な現代文にする、という意図で創刊された東洋古典の集成である「東洋文庫」750巻についての解説総目録で、あわせて平凡社のPR誌「月刊百科」に掲載された対談も収録している。
改めて「東洋文庫」の奥深さを教えてくれる。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『いがぐり星人 グリがろう』 大島妙子作 あかね書房

ぼくんちに甘栗みたいな宇宙人が落ちてきた。
家族を巻き込んで生まれる、出会いの喜びや別れの寂しさを大迫力の絵で描く。



『あかりをけして』 アーサー・ガイサート作 久美沙織訳 BL出版

暗い部屋では眠れないコブタ。
家にあるものを動かして、眠った頃にあかりが消える仕掛けを作る。 
posted by つーやん at 21:33| Comment(2) | 記事

2006年08月16日

福島区福島の美容室 ラグザNさんへ

image/hayashi-2006-08-16T21:41:02-1.jpg



毎日暑くて

心身ともにダレています。

この時期、楽しみはひとつ。

店を閉めてからの一杯のビールです。


で、久しぶりに「おすすめ本」をお届けします。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】


『戒名と日本人 あの世の名前は必要か 保坂俊司著 祥伝社

日本人独特の「名前の文化」である戒名。
戒名のもつ不思議な法則や日本人がとらわれる背景について気鋭の仏教学者が説く。



『天才 青山二郎の眼力』 白洲信哉編 新潮社

小林秀雄に天才と言わしめ、白洲正子が「眼」の師と仰いだ青山二郎。
生涯を骨董に遊んだ稀代の鑑識眼が発見した美の世界に読者を誘う。



『悪たれの華』 小嵐九八郎著 講談社

舞台は江戸時代、両国大川(墨田川)の川開きの打ち上げ花火。
本書は鍵屋と玉屋が花火作りを競い合った時代、主人公・玉屋市郎兵衛が一瞬にして消え行く花火に命を懸けた壮絶な生涯を描く。



『誇りを持って戦争から逃げろ!』 中山治著 ちくま新書

憲法9条、愛国心。二者択一が難しい問題だ。
著者は「庶民派マキャベリスト」を自認し、9条堅持と武装中立による戦争放棄を勧める。
戦争放棄は「日本の伝統」、「面従復背」は庶民の切り札と説く。



『鏡花と怪異』 田中貴子著 平凡社

「眉かくしの霊」には幽霊が登場し、「天守物語」には妖怪が次々と現れ、「山海評判記」には女神も示現する。
戯曲「山吹」の憑かれたように老人を折檻する貴婦人も女怪のうちだ。
本書は<鏡花にとって怪異とは何だったのか>を問う。



『反骨 金子光晴エッセイコレクション』 金子光晴・大庭萱朗編

      ちくま文庫

大勢にとらわれず、エロじじいを自認した金子光晴。
なんとも魅力溢れる著者のエッセイ集です。



   くらげの唄

 ゆられ、ゆれら
 もまれてもまれて
 そのうちに、僕は
 こんなに透きとおってきた

 だが、ゆられるのは、らくなことではないよ。

 外からも透いてみえるのだろ。ほら。
 僕の消化器のなかには
 毛の禿(ち)びた 歯ブラシが一本、

 それに黄ろい水が少量。

 心なんてきたらなしいものは
 あるもんかい。いまごろまで。
 はらわたものとも
 波がさらっていった。

 僕?僕とはね、
 からっぽのことなのさ。
 からっぽが波にゆられ、
 また、波にゆりかえされ。

 しおれたかとおもうと、ちぢむらさきにひらき、
 夜は、夜で
 ランプをともし。

 いや、ゆられているのは、ほんとうは
 からだを失したこころだけなんだ。
 こころを包んでいた
 うすいオブラートなのだ。

 いやいや、こんなからっぽになるまで
 ゆられ、ゆられ
 もまれ、もまれた苦しさの
 疲れの影にすぎないのだ!




『なぜかいい町 一泊旅行』 池内紀著 光文社新書

自由気ままに町のすみずみまで歩く事ができるひとり旅。横丁や路地、地元の人に愛される居酒屋にも、偶然見つけた銭湯にも気楽に入ることができる。
何よりも孤独を楽しめる。
ひとり旅の好きなドイツ文学者の著者が北海道から九州まで、日本の十六の小さな町を訪ね歩く。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『ぼうけんでんしゃ ぐるる〜ん』 さのてつじ作・画 偕成社

見た目もスピードも一見した所、何の変哲もないごく普通の電車。
でも、ふと気づくと電車が線路をのぼって行く・・・



『おんどりとえんどうまめ』 宮川やすえ文 岩本康之亮画

     ひさかたチャイルド

えんどう豆をのどに詰まらせたおんどりを救うため、あちこち走り回るめんどりさん。
楽しいロシアの昔話。
posted by つーやん at 21:41| Comment(0) | 記事

2006年08月14日

これって図書券詐欺?

image/hayashi-2006-08-14T10:33:44-1.jpg



お盆ということもあってか

店は暇なんですが、

こんな時にかぎって怪しいお客さんが

来るもんで、

きのう、一見その筋の人らしいお客さん(すごく愛想のいい)が

お二人来店し、店にあるだけの図書券がほしいとの事。

この時点で怪しいとは思ったんですが、

取りあえず丁重に対応し、

図書券を12万円ほど用意すると、

「この封筒に入れといて」と自分で用意してきた封筒を差し出しました。


そんなやり取りをしている間、もう一人の男性は携帯で

50万とか60万の金がいる、というよな大きな話をしていて

(これもただのジェスチャーだと思いますが)、いかにも金はあると言いたげ。

電話が終わると、

「まだビール券やら図書券もいるから他の店を回ってくるわ、またあとで来るからその封筒に

入れといてや」

と、その時は店を出て行きました。


30分後、

「入れといてくれたか」と第一声。

こちらは図書券は必ず現金と交換と言う事を肝に銘じていますので、

「まだですけど」

するとこんどは、「本も送らなあかんから、なんかおもろい本ないか」

「こんなん どうです」

「ええんちゃう」

何冊かの本がカウンターに積まれていきます。

その間、

もう一人の男性はレジのカウンターから離れません。

「封筒渡したかなぁ」とまた封筒を鞄から出そうとすると、

鞄の中には同じ封筒が何枚も入っていました。

図書券を入れた封筒と空の封筒を

こちらのスキをみて、差し替えるつもりだったようです。

「もうてますよ」

するとまた携帯を取り出し、さっきと同じような話をしています。


こちらが図書券をなかなか封筒に入れないのを見てか、

「ごめん、またすぐ来るわ」


・・・それっきりです。


これってやっぱり図書券詐欺?
posted by つーやん at 10:33| Comment(0) | 記事