2006年12月27日

福島区鷺洲のD製薬さんへ

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遅まきながら、クリスマスやってます。

写真は25日に撮ったもので、

当店のお客さんのお家です。


年末年始の大型連休のおかげで、

毎日大量に雑誌の送品があり、

もうグッタリです。

たいした儲けもなく、

難儀な商売です。(と、ちょっと今年最後の愚痴を)


それはそうと、

愚痴ついでに言いますと、

雑誌の全ページが、有料でインターネットから

ダウンロードできる、というサービスが

一部で始まりました。

価額は紙の雑誌より2割安くするといいいます。(ネコ・パブリッシングの車雑誌)


紙の事典がなくなり、つぎは雑誌も?





■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログは、いろいろな所から出版の情報を集めて書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】





『怪談前後 柳田民俗学と自然主義 大塚英志著 角川書店

「まんがの構造」・「少女民俗学」などの著作があり、都市に暮す子どもの文化を、民俗学的に考察した評論活動で注目された著者は、本書で柳田國男の田山花袋、佐々木喜善らとの葛藤や交流を丹念に描き、著作を正確に読み解く事で、その全貌を明らかにしようとする。



『日本釣魚伝説』 柴田哲考著 角川書店

「四万十川のアカメ」「北ノ岐川のイワナ」など、釣師の多くが憧れる伝説の魚への憧憬と仰望。自然への賛歌。



『うちなあぐち賛歌』 比嘉清著 三元社

本書はうちなあぐち(沖縄語)と和語訳を対照させた「バイリンガル本」。
沖縄語の創作・普及に努めてきた著者は、「沖縄語の書き言葉の確立」を掲げ、和語で書いた沖縄語論を沖縄語に翻訳。沖縄語で小話や小説を書く。
かつて、「文学は日本語で書くもんだと思ってた」沖縄人。それが自分たちの言葉を「汚い言葉」と感じさせてきたという。
沖縄語は和語の方言ではなく、日本祖語から別れたもので、それは従属の関係ではなく、対等の関係なのだと説く。



『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 鴨志田穣著 スターツ出版

この年末は、ほとんど毎晩酔っ払い状態です。
そこでこの本。
著者は「これ以上飲むと死ぬ」と言われても飲んでしまう。
もうやめようと決心しても、すぐに挫けてしまうい、また酒に溺れる。
女房からは見放され、終いには、アルコール病棟への強制入院となる。
本書は自身のダメ人間ぶりを、軽妙なタッチで綴る。




    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

落語絵本 はつてんじん』 川端誠著 クレヨンハウス

おなじみの落語、初天神。
初天神のお参りにやってきた父ちゃんと息子の金坊。
屋台であれこれねだる金坊と、それをうまくかわそうとする父ちゃん。
とうとう凧を買わされてしまい・・・



『わらいっ子』 畑中弘子著 片岡まみこ画

ひとり暮らしの正造じいさん。
そこにふしぎな少女「わらいっ子」がやってきた。それからというもの、正造じいさんの前には楽しいことが起こり始める。
posted by つーやん at 21:27| Comment(2) | 記事

2006年12月23日

福島区鷺洲のAさんへ

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もうクリスマススに絵本をプレゼントするという事も

なくなってきたんでしょうか。

寂しいですね。

商売的には、全然年末という気がしません。



飛び出す絵本のの第一人者、ロバート・サブダさんが

来日し、

東京で「しかけ絵本の世界展」が行われています。

<Poe CLUB>でもサブダの作品は大人気で、

「不思議の国のアリス」・「オズの魔法使い」・「恐竜時代」の

日本語版は簡単には手に入らないし、

英語版も入荷すると、すぐに売り切れるという状態です。

サブダさんは、

しかけ絵本を作る上で、「大事な事は、うまく飛び出すことより、ちゃんと閉じることだ」

と言います。

1ページを作るのに、二人がかりで約2ヶ月かかるそうで、

どうりで、新作がなかなか出ないはずです。





■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログは、いろいろな所から出版の情報を集めて書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】





『芸者論 神々に扮することを忘れた日本人 岩下尚史著 雄山閣

「女性が生まれながらに備えていた信仰上の資格」」としての巫女。それはかつては賤民とされた遊女でもあり芸者でもあった。
「大和魂」は色好みの精神である、と著者はいう。
現在、この豊かな日本文化である「芸者」は姿を消しつつある。三味線、小唄、太鼓や笛、「はれ」の気分。大和魂は単に好戦的と言うものではないのである。



『思想とはなにか』 吉本隆明・笠原芳光著 春秋社

もう吉本隆明でもないですか。
本書は吉本氏と宗教思想史学者が、文学、宗教、社会における吉本思想の到達点をさまざまな角度から考察する。往相と還相、個人幻想・対幻想・共同幻想といった彼の思想の核心が語られる。



『真鶴』 川上弘美著 文藝春秋

やっぱり本年度一押しの小説でしょうか。
不在が不在でなくなる。彼岸と此岸、生と死、現実と幻想。
雑文で生計をたてながら、娘と実母と暮らす「京」には、12年前に失踪した夫「礼」がいるが、妻子ある年上の「青慈」とつきあう。いつの頃か「京」には不思議なものがついてくるようになった。夫の気配。これは幻想なのか・・・
消えた夫は、いないようでいる。つきあっている「青慈」はいるようでいない。
いないものは、いなくなりようがないのである。



『日本鍛冶紀行』 かくまつとむ文 大橋弘写真

かつてはどこの町にもあった鍛冶屋。
大量生産、大量消費により、急速に姿を消していった。
本書はそれでも根強い人気をもつ匠たちの技を、北海道から沖縄までの「村の鍛冶屋」136軒を巡り、その製品とともに写真入りで紹介する。
日本のモノ作りの原点をここに見る。




     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆


『砂漠の歌姫』 村山早紀作 森友典子画

歌の才能に恵まれていながら一人ぼっちの少女。
あるとき自分と同い年くらいの少女を救ったことから、さまざまな冒険に遭遇する・・・



『ソ お正月の晴れ着

       ペ・ヒョンジュ著 ピョン・キジャ訳 セーラー出版

韓国・朝鮮のお正月の色鮮やかな晴れ着を紹介した絵本。
チマ・チョゴリの着方や小物のつけ方も説明している。

        
posted by つーやん at 21:24| Comment(0) | 記事

2006年12月18日

今日も酔っ払ってしまって・・・

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久しぶりに<Poe CLUB>の新しい仲間が出来たというのに

今日も酔っ払ってしまって、

<おすすめ本>はお休みです。


先日予告していたように

明日、NHKのニュース番組に出演の

予定だったんですが、

阿部総理の緊急会見とやらで、お流れになりました。

半分、ホッとしていますが、

この日のために、

散髪に行き、さらのズボンも買ったのに(笑)



しゃーないか。


ということで、酔いが回って来ましたので

本日はこのへんで。



PS 林書店の古くからのお客さんのIさんが、

   <つーやんの配達日記>を紹介してくれていますので、

   一度お立ち寄り下さい。

   結構、濃いですよ。

   ここから。
posted by つーやん at 21:23| Comment(0) | 記事

2006年12月15日

福島区野田のHさんへ

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ちょっと見にくいですが、

柿の実が生っていました。

誰も獲らないところをみると、渋柿?




12月5日に、文藝春秋から

「はじめての文学」全12巻の第1回配本がありました。

発売となったのは

「村上春樹」と「村上龍」。

以降、「よしもとばなな」「宮本輝」「宮部みゆき」「浅田次郎」「川上弘美」「小川洋子」

「重松清」「桐野夏生」「山田詠美」「林真理子」など現在活躍中の作家達。

初めて文学と触れ合う若い世代の人達に向けた企画らしい。

ふりがなを増やし、大きな活字で組み上げた、という。


それって、ちょっとちゃうんちゃう?





■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログは、いろいろな所から出版の情報を集めて書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】





『子ども・老人と性』 宮田登著 吉川弘文館

本書は「日本を語る」の12巻。
ミロク信仰・流行神・王権・女性・妖怪や都市の民俗など、従来にない民俗学の分野・領域を開拓し、深化させた著者が、寝太郎の話、七五三のルーツ、わらべうた、姥捨て、八百比丘尼、道祖神祭りなどを語る。
子ども・老人・性に見出された霊性とは?



『100万本の海の森 笑顔がささえた十年、千人、百万本

            タイ・マングローブ植林実行委員会編 北星堂書店

1994年、マングローブの植林活動が始まった。
マングローブって、ご存知でしょうか?
熱帯の海岸沿いの海水と淡水が混じりあう場所に生育する植物の総称で、高山植物という名前の植物はないのと同様、マングローブというのは一つの木の名前ではなく、潮の満ち干にさらされる海岸や河口近くの植物全体を指す言葉です。
マングローブと呼ばれる植物は熱帯や亜熱帯に90〜100種類ほどあり、日本では、沖縄県を中心に分布していて、北限は鹿児島県ということです。
本書はその10年にも及ぶ、ボランティアによる植林活動の報告です。



『カイミジンコに聞いたこと』 花井哲郎著 どうぶつ社

見た目は二枚貝そっくりで,2枚の殻が背中側でつながっていて,殻が閉じたり開いたりできるところは二枚貝と同じ。ところが、二枚貝とはまったくちがう仲間で,甲殻類。
エビやカニの仲間です。カイミジンコは水草の多い浅い池や,水田などに多くいますが、海にもたくさんの仲間がいます。
 淡水産のカイミジンコにはオスが見られるものもありますが,メスしか見られないものも多くいて、メスしか見られないものはメスだけでふえ,単為生殖と呼ばれるそうです。
本書はそんなカイミジンコを研究する著者が、カイミジンコを観察する眼で世間を観察する。



『賛歌 美に殉じた人びとへ』 松永伍一著 玲風書房

酒に溺れ、肺結核になり、人びとに嘲笑され、29歳で生涯を閉じた青木繁。
画業のみならず、詩や小説にも鬼才を発揮した村山槐多。その他、坂本繁三郎、佐伯祐三、斉藤真一ら短命、貧困、放浪と激動の時代に生きた現代画家16人の軌跡を追う。




     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『ぼくらは「コウモリ穴」をぬけて』 広瀬寿子作 ささめやゆき画

                     あかね書房

母を亡くしたツバサといっしょに秘密の洞窟へ通うアユム。
窓の外に母のいる「あの世」があるというツバサと霧の中を踏み出す。



『お話を運んだ馬』 I・B・シンガー作 工藤幸雄訳 岩波書店

お話しと本が大好きな少年ナフタリの夢は本屋さん。
大きくなり、愛馬スウスと旅を続け、子どもたちにお話しを届け続ける。本書はユダヤに伝わる妖精物語など8篇を収める。
posted by つーやん at 21:54| Comment(0) | 記事

2006年12月12日

福島区福島の喫茶店Mさんへ

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午前中の配達が、ひと段落し、

最後に通るのがこの公園で、

下福島公園。

この景色が好きで、

見上げては、ほっとする瞬間です。



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先頃、京都市中央区に

日本初の漫画の総合博物館「京都国際マンガミュージアム」

開館しました。

日本最古の漫画とされる「鳥獣戯画」など

約20万点の貴重な漫画本が収められているという。

なかでも、コミック約4万冊を配した

「マンガの壁」は一見の価値がありそうです。

「ガロ」・「COM」など伝説の雑誌も見ることができ、

「マンガ」を世界に向けて発信する拠点となりそう。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログは、いろいろな所から出版の情報を集めて書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】





『小さな町』 小山清著 みすず書房

「小さな町」・下谷竜泉寺町。
東京大空襲まで確かに存在した町。
著者は路地や町並み、そこで生活していた人達の面影や交わす言葉を思い浮かべる。つつましい生活にあっても、温かな気づかいが交わされ、平凡ではあるが弱くない人達。
失われた「小さな町」が胸に熱く迫る。
本書は半世紀ぶりの復刊。



『酒の日本文化』 神埼宣武著 角川文庫

本書は民俗学者の著者が、日本人の生活文化と深いつながりを持つ酒について考察した本。
乾杯の風習は、欧米の影響で明治以降に始まったものだが、これだけ広く普及したのは、神仏にささげるという意味があったからだという。
日本の宴会の始まりは、祭の後の「直会(なおらい)」。・・・



『エロマンガ・スタディーズ』 永山薫著 イースト・プレス

批判され、存在を否定されされ続けてきた「エロマンガ」。
本書はその系譜と作品論を意欲的に繰り広げる。昭和50年ごろの「三流劇画誌」の登場から、後の美少女もの。そして平成2年の成人マークの導入など、数々の<弾圧>と多様性の中で、その歴史を読み解く。



『「近代日本文学」の誕生』 坪内祐三著 PHP新書

日本の近代文学の誕生を、「破戒」「坊ちゃん」が世に出た1906年だとする著者は、尾崎紅葉「金色夜叉」、夏目漱石「吾輩は猫である」など誰もが知っている近代文学の誕生を克明に追う。
紅葉の「金色夜叉」連載の中断と漱石の「草枕」の発表。浪漫主義文学から自然主義文学への時代が本格的に始まる。



『1968年』 すが秀美著 ちくま文庫

全学連から全共闘へ。
全共闘による学生服運動(全学連)批判は、みずからも市民社会システムの規律・訓練権力を担った学生運動だったことにある、と著者はいう。
だからこそ全共闘によるポスト市民社会批判が可能になり、フェミニズムをはじめとする現在の文化の種がまかれた、という。
ベ平連などの無党派市民運動の人脈やその姿が描かれる。




     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『アンディとらいおん』 J・ドーハーティ作 村岡花子訳 福音館書店

図書館でライオンの本を借りて読んだアンディの頭の中にはライオンのことで頭がいっぱい。
そんな朝、本物のライオンに出会ってしまう・・・
posted by つーやん at 21:26| Comment(2) | 記事

2006年12月07日

福島区野田のS病院さんへ

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通ったことのない路地に

荷車の車輪のようなものが、壁に立てかけてありました。

なかなかいいんじゃないですか。



最近「自分史」や「絵本」の自費出版が、

はやりらしいが、

書店に並べようとすると、

その費用は半端じゃないらしい。

それでも「自分史」には社会的意味があり、

単なる自己満足に終わったとしても、

それは、やがて社会の記録として残り、

ひとつの時代史となりうるらしい。


さて、「自分史」でも書いてみましょうか?




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログは、いろいろな所から出版の情報を集めて書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】




『近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本

                    阿部謹也著 朝日新聞社

本書は中世ヨーロッパにおける刑吏など被差別階級に関する研究で知られ、近年は、西洋キリスト教文化圏の「社会」とは異なる日本特有の「世間」論に基づく日本人論を展開した著者の
「絶筆」本。



『芝居小屋と寄席の近代 「遊芸」から「文化」へ

                    倉田善弘著 岩波書店

明治初期には、国家に益なき遊芸とみなされた芸能。
著者は明治・大正期の新聞、外交資料などから近代の芸能を通覧し、社会事象のひとつとして芸能を捉える。芸能が文化の地位を獲得して行く過程を数々の逸話を交えて語られる。



『詩と生きるかたち』 杉山平一著 編集工房ノア

現在91歳になる著者が、戦前・戦中・戦後の関西詩壇の様子とその時代の世相を語る。
「暮しの手帖」の花森安治や三好達治、伊東静雄、織田作之助、立原道造らとの交流がエピソードを交えて紹介され、著者自身の詩への思いも語られる。



『昭和出版残侠伝』 嵐山光三郎著 筑摩書店

もう二十数年前、「ドリブ」という雑誌が創刊されたのを憶えているでしょうか。
本書は<百科事典の平凡社>を飛び出した個性的な7人の社員が、「ドリブ」を創刊するまでの経緯を著者らしいユーモアたっぷりの筆致で描いた出版風雲録。
「ドリブ」には、糸井重里、赤塚不二夫、椎名誠、山際順司、南伸坊、赤瀬川原平ら、そうそうたるメンバーが集まった。




     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『だいふくもち』 田島征三作 福音館書店

怠け者のごさくの家の床下に住み着いただいふくもち。
このもちは不思議なもちで、小豆を食べさると、小さなもちを次々と生みます・・・
posted by つーやん at 21:55| Comment(0) | 記事

2006年12月02日

北区曽根崎新地のTスポーツさんへ

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お陰さまで「大阪人」の目標数は完売となりました。



今日の朝日新聞の夕刊に、

「小野十三郎賞贈呈式」での、詩人の金時鐘さんの講演の様子が載っています。

金さんは、主情的な情感から切れてなお

流露している律動こそが、

見出さねばならない現代詩人の叙情だ、と指摘しています。

そこが短歌や俳句との叙情の違いだと。

日常において、

見過ごされ、打ち過ごされていることが気になってならない人。

そのような「詩人」が、

路地の長屋や、村里や、学校・職場に

満遍なく点在している国が「美しい国」である、と。

そこには孤立を恐れず、

不条理に対峙する自身の姿があるように思います。



PS 近々、TVに出演するかも? 乞う、ご期待。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログは、いろいろな所から出版の情報を集めて書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】





『日本という方法』 松岡正剛著 NHK

先日、「松岡正剛 千夜千冊」・全8巻を上梓した著者による日本論。
NHKの「人間講座」のテキストをもとに加筆したもので、西洋文化の洗礼を受けつつも、百科全書的な知識と<やまとことば>で世界を語る。



『「人見知り」は案外うまくいく』 吉岡英幸著 技術評論社

「現役の超人見知り」を自認する著者が、仕事を通じ、多様な人間と接した経験を踏まえ、人見知りこそ最強のパーソナリティと、人見知りを肯定する。
これに対し、勝ち組と思われる「超社交的な人」を、よくしゃべるが会話力は低いとこき下ろす。・・・面白い。



『カウンターから日本が見える』 伊藤洋一著 新潮新書

たかが料理屋のカウンターと思っていましたが、どうもそうではないらしい。
カウンターのある料理屋は日本しかない、と気づいた著者はその起源にまで迫り、板前文化論へと発展させる。
大阪新町で超一流の料理人が客との触れ合いを求めて、目の前で即席料理を作ったのが最初で、その後東京に進出し、谷崎潤一郎や菊池寛などに愛されたらしい。



『小津安二郎文壇交遊録』 貴田庄著 中公新書

読書家だった小津安二郎は、尊敬する文人たちとの交遊を深めた。
里見とん、広津和郎、志賀直哉など、小津の読書遍歴とその交流を描く。



     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『おこりんぼ魔女がまたやってきた!』 

                 ハンナ・クラーン著 工藤桃子訳 早川書房

いじわるな魔法をやめた魔女は、退屈でしかたがない。
でもふと開いた魔法の本の中に、素晴らしいものを発見する。



『冬の龍』 藤江じゅん作 福音館書店

シゲルが暮らしている下宿屋「九月館」に、一人の若者がやってきた。
昔、九月館に龍がいた。しかし龍が生まれるときに必要な「雷の玉」が行方不明で、それを探しにきたという。
posted by つーやん at 21:20| Comment(0) | 記事