
台風のせいか、蒸し暑い一日でした。
■■■ 本日のおすすめ本 ■■■
『驚異の百科事典男』 A・J・ジェイコブス著 黒原敏行訳 文藝春秋 発売中
アメリカの雑誌編集者が、あるとき「ブリタニカ百科事典」全32巻の読破を思い立った。事典の記述で興味を惹いた部分が抜き出され、まるで小説を読むように楽しめる。しかしここには単なる書物の世界だけではなく、現実の世界がある。
『ルネサンスの工学者たち』 ベルトラン・ジル著 山田慶児訳 以文社
発売中
レオナルド・ダ・ヴィンチの本業は「工学者」であるという。ルネサンス期において「工学者」は、都市の建設だけでなく、軍事技術など<破壊の専門家>でもあった。
本書はダ・ヴィンチの姿を追うが、安易な天才伝説にはなっていない。
◆◆ 絵本(児童書) ◆◆
『うさぎをつくろう ほんものになったうさぎのはなし』 レオ・レオニ作
谷川俊太郎訳 好学社 発売中
2年ほどまえの発刊になります。
グラフィック・デザイナーから絵本作家に転身したレオニ。1999年にこの世を去ったレオンの読者は、画集を眺めているような色彩やデザインの豊かさに魅了される。
話しは二羽のうさぎが絵本の世界から、現実の世界に飛び出すというものです。
絵本が芸術に高められた一冊。
『クリスマスの幽霊』 ロバート・ウェストール作 ヒョン・ロレンス絵
9月20日発売
1930年のクリスマスを舞台に、男の子のちいさな冒険を描く。

