
木にも秋の気配が・・・
今、夜の10時前です。
久しぶりに気持ちのいい風がベランダから入ってきます。
今夜はクーラーに頼らずに済みそう。
■■■ 本日のおすすめ本 ■■■
『さらば銀座文壇酒場』 峯島正行著 青蛙房 発売中
戦後の復興とともに、一流といわれるバーには政治家、財界人、作家などが通い、そういったお店は「文壇バー」と呼ばれた。その頃、銀座の一流バーで飲むことが一種のステイタスだった。
また、銀座の酒場を舞台にした小説も登場した。
現在「文壇バー」は、ほとんど姿を消したといっていい。多くの名物ママも他界した。
銀座の歴史をたどることは、文壇の裏面史を語ることにもなる。
『大西洋の海草のように』 ファトゥ・ディオム著 飛幡祐視訳 河出書房新社
発売中
作者はアフリカのセネガルに生まれる。これはその自伝的小説。フランスで生活するアフリカ人の現実やセネガルの村社会における「差別と偏見」を鋭く描く。
独特の世界を描いたこの作品は、フランス文壇で高い評価を得る。
『鶴屋南北 滑稽を好みて、人を笑わすことを業とす』 諏訪春雄著
ミネルヴァ書房 発売中
著者は歌舞伎研究の第一人者。字もろくに知らなかった南北が、晩年の傑作「東海道四谷怪談」を作り上げていく過程を追う。南北の生世話の舞台は、お姫様言葉と下層社会の口語とが入り混じり、歌舞伎における言文一致となる。その道化には善悪正邪の区別は無く、南北劇の世界には勧善懲悪は存在しない。現在にも通じる底深さがある。
◆◆ 絵本(児童書) ◆◆
『深夜のゆうれい電車』 斉藤 洋作 かたおかまなみ絵 あかね書房
10月中旬発売
ゆうれいが出るふみきりを調査するナツカとパパ。深夜の電車に乗り込んだ二人は・・・
『ごきげんぶくろ』 赤羽じゅんこ作 岡本 順絵 あかね書房
10月中旬発売
友だちの家でケンカをして家を飛び出し、迷子になったかなは、おばあさんに「ふきげん」を売ってくれと言われ、驚く。

