2005年11月03日

先日の日曜日は「区民まつり」でした

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雨もようにもかかわらず、
たくさんの人が遊びに来ていました。

私たち(福島区商店街連盟青年部)のブースでは、
「かえるがぴょん」「お口にぽん」といった(なんやねんそれ!)
手作りのゲームで子供たちに遊んでもらいました。
おかげさまで大盛況。


■■■ 本日のおすすめ本 ■■■

『脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち スラヴォミール・ラウイッツ著

    梅津正彦訳  ソニー・マガジンズ

著者は第二次大戦の初期にポーランド軍の若い将校としてドイツ軍と戦って敗れ、ソビエト当局にスパイ容疑で捕らえられて数々の拷問の末、シベリアはバイカル湖のはるか北の収容所に送られる。
彼はそこで6人の囚人仲間と、冬の終わりに収容所を脱走する。
インドまで徒歩で一年あまりかかり、脱出に成功する。
困難を極める脱出劇がどうして可能だったのか。
ときおり出会う民家ではとくに警戒されることなく親切に迎えられ、身振り手振りで貴重な情報を得る事がきた。「真に素朴」であるかぎり、人間は本来すばらしい善意をもっている、と著者はいう。
興味ある話題が次から次へと続く。


『自分の顔が許せない!』

『肉体不平等』       石井政之著 平凡社

石井さんは顔に生まれつき大きな赤アザがあり(単純性血管腫)、ユニークフェイスという団体を主宰している。
容貌にこだわるのは、「とるにたたない問題」なのか、著者は「語られるべき価値のある問題」だという。顔というのは不思議なもので、人は他人の反応によって初めて、自分の容貌がどういうものかを知らされる。
石井さんは「この顔と生きていこう」という受容のの境地を、この本で語る。


『ジプシー・ミュージックの真実 ロマ・フィールド・レポート

    関口義人著 青土社

本書はインド、バルカン、中央ヨーロッパを訪ね歩き、その最下層カースト・ロマの音楽とその生活を詳細に伝える。
著者はロマの「流謫(るたく)」を辿る。
ブルガリアでクラリネットの巨人イヴォ・パパソフの凄まじい演奏に感動し、チェコではナチに殺されたユダヤ人ケットーは残るのに、同様に大量虐殺されたロマの墓が一つもないことに嘆く。
差別され続ける民に対する尊敬と愛情がこの著者の根底には流れる。


『理性はどうしたって綱渡りです 』 ロバート・フォグリン著 

  野矢茂樹・塩谷賢・村上祐子訳 春秋社

本書は思いのほか深く緻密な議論がなされ、本格的な哲学書をよむ前の入門書として最適なようだ。
哲学をやる人間というのは、すぐに極端なことを考え、自分の考えにに夢中になって、それをとことん突き詰めてしまう。あげくのはてに、現実ばなれした二つの考え方が対立することになる。議論は平行線のままとなる。
「とことん突き詰めて考えれば、なにかがわかる」と思い込んでいる点では両者は同じで、普段の生活とかけ離れた、「理性」が出現する。
しかし事はそんな単純ではなくて・・・


『戦中派復興日記』 山田風太郎著 小学館

山田風太郎は大好きな作家です。
飄々として破天荒な生き方に惹かれます。
著者の日記はこれで四冊目になります。公表されるとは考えていなかっただけに、おもしろい記述にあふれています。
本書は、51年から52年にかけてのほぼ二年間の日記が収められています。講和条約締結前後の、日本の社会情勢や文化人の無節操な転向を、舌鋒鋭く批判したかと思うと、およそ半端でない量の読書をこなし、文壇作家を切りまくる。先輩、女性に対する述懐も遠慮会釈がない。
当時の探偵文壇史でもあり、社会史や風俗史としても貴重である。


『うつし 臨床の詩学』 森岡正芳著 みすず書房

「うつし」とは、「移し」であり、「写し」であり、「映し」でもある。
他者から「うつし」を受けるというかたちでの認識を臨床科学の基軸に据え、他者の気持ちをまとめるというよりも、それをなぞりながら、彼のうちでかき消されていた彼自身も気づいていない別の微かな声を「強めに映しかえしていく」こと、その「微細な小さな応答の積み重ね」がカウンセリングなのだ、と著者はいう。
記述は易しいが、問題は困難を極める。


『全盲の弁護士 竹下義樹』 小林照幸著 岩波書店


本書は全盲の弁護士がどのようにして誕生し、生きてきたかを辿った人物ノンフィクションだ。
京都の盲学校、大学をへて9回目の受験で司法試験に合格する。点字の六法全書は全51巻あり、当初法務省は点字受験など認めなかった。しかし竹下さんの積極姿勢やサポート活動によって、重い扉が開かれていく。
国連NGOの機関「世界盲人連合」の総会」に出席した竹下さんは、盲人が社会の第一線で活躍しているかどうかで、その国の福祉行政の水準がわかる、と語る。



   ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『わがままいもうと』 ねじめ正一文、村上康成画 教育画劇

アイスが食べたいという病気の妹はどんどんわがままに。お兄ちゃんは妹のために大奮闘。
ねじめ正一氏と村上康成氏が贈る究極の兄弟愛。


『だれも知らないサンタの秘密』 アラン・スノウ作 三辺律子訳 あすなろ書房

なぜ悪い子にはクリスマスプレゼントが届けられないのか。
そこには驚くべき秘密が。
posted by つーやん at 09:17| Comment(2) | 記事
この記事へのコメント
青年部の、お仕事もありで、ご苦労様です!
コメントが、作者より、入っていますね!
嬉しいことですね!
頑張ってください!
Posted by テルちゃん at 2005年11月05日 09:56
コメント有難うございます。
そうなんです!
今年は仕事に、商店街に、夜の飲み会にと
め〜いっぱいいってます。
いい加減、しんどくなってきましたが・・・

ここで紹介させてもらった作家さんからの
コメントは予想外で、
しかも好意的なコメントをいただいて、
たいへん喜んでいます。

これからも誠実なブログづくりを
心がけるつもりです。






Posted by つーやん at 2005年11月05日 11:47
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