2005年11月18日

福島区福島のデザイン事務所Sさんへ

image/hayashi-2005-11-18T21:44:04-1.jpg


長い間、ブログへの書き込みをサボってしまいました。

風邪をひいたのもありますが、

なんせ身体がだるくて。

やっぱりお酒のせいか。

もうすぐ忘年会のシーズンですね。

ワクワク半分、・・・半分。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■

【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『日の輪書林 それから』
 高橋徹著 晶文社

古書目録は通信販売のために作るものだが、著者はただ書名を並べるだけでは終わらない。
一冊の古書目録で一人の人物を描き出す。
古本という断片を組み合わせて主人公の物語を描いてみせる。酒を飲みすぎて、大事な資料を失くしたり、家賃が払えなくなったりしながらも(人事とは思えない)、市場で勝負の札を入れ、目録づくりに没頭する。



『ご臨終メディア 質問しないマスコミと一人で考えない日本人

    森達也、森巣博著 集英社

本書は、大本営発表をそのまま書き写して事足れりとする現行メディアの体質を危惧する著者によるメディア批判。
オウム信者が談笑している映像をテレビで流したら、「被害者遺族の心情を考えよ」という抗議がゴマンときたという著者の逸話は印象的。だからといって視聴者は本当に遺族のことを憂えているのではなく、事に乗じて、報復感情をクリアさせたいだけなのだ。
メディアはそうした受け手の意向をくみとって、受け手が見たいと欲望するものを垂れ流す。
結果、受けては「彼ら」を知ることなく、自らの正義を信じ込み続ける、というわけだ。
「われわれ」と「かれら」を分け隔てることをやめ、「論理の骨格を持った情」と「寛容さ」で他者を知ろうと努めること。それなしにはメディアと現代社会との閉塞状況は突破できない、と著者は語る。



『ある娼婦の秘密の生涯』 マリー・テレーズ著 長島良三訳 

     河出書房新社

本書は第二次世界大戦下の数年間、ドイツ兵によりパリから占領されていた時代の「売春生活」の日々を語った本である。
街頭での客引き。警官、護送車、身体検査、娼館とその女主人ややり手婆、ひもの生態、さまざまな性癖をもつ客、とくに老人。
著者はその善悪をいっさい語らず、人間というもののもつ、いかがわしさや弱さを明瞭に伝える。本書からは、どんな状況でも変る事のない人間の本性が透けて見える。



    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『毛皮をきたともだち』 神沢利子作 井上洋介画 あかね書房

生きている事の喜びを、体中で感じている神沢童話の動物たち。元気な動物のこどもたちがいっぱいの童話集。


『ゆうびんでーす!』 間瀬なおかた著 ひさかたチャイルド

封筒に書かれた見知らぬ住所。郵便やさんが動物たちに尋ねながら山奥へ入っていくと、クマの家があって・・・。間近な春を感じるお話。
posted by つーやん at 21:44| Comment(0) | 記事
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。