2005年12月14日

西区靱本町のTガラスさんへ

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きのう今日と最高に寒かったですねぇ

おかげで商店街も暇で、

売り上も低迷です。


上の写真は「宮武外骨」の碑です。

配達の途中、信号待ちをしていて、いつものように何か面白いものはないかと

周りをきょろきょろしていると、この碑がありました。

こんなところに・・・ちょっと驚きです。


知る人ぞ知るですが、外骨のことを少しかくと、

宮武外骨(みやたけがいこつ)。1867〜1955年。この奇妙な名を持つ人物は生涯に40点以上もの雑誌を刊行し、その一方で、風俗研究家としても活躍し『筆禍史』や『賭博史』などの著書も70点ばかり残しています。

 その外骨が最も活動的だったのが、ここ大阪。彼の代表的な雑誌『滑稽新聞』は、東京での雑誌刊行に失敗した外骨が再起を賭けて大阪で刊行したものでした。その内容は、腐敗した権力、これにこびるマスコミ、戦争に沸く庶民への風刺で、大阪の風土に合ったのか、『滑稽新聞』は売上を伸ばしました。

 しかし、歯に衣着せぬ言動に度々当局から処分を受け、『滑稽新聞』発刊中だけでも、関係者の入獄が5回、罰金刑は16回に及び、これらの処分に対して外骨は『滑稽新聞』の刊行を自ら停止。最終号を「自殺号」とするなど、権力への風刺は止めませんでした。



■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】



『明治大正 翻訳ワンダーランド』 鴻巣友季子著 新潮社

翻訳の文体が、日本近代文学に大きな影響を与えた明治20年代。
その嚆矢は、二葉亭四迷がツルゲーネフの翻訳に用いた言文一致体とされる。翻訳の先駆者たちはいかに日本語と格闘してきたか。本書はその足跡をたどる。
訳語を徹底的に推敲して翻訳王の異名をとった森田思軒。日本初の女性翻訳家・若松賤子。
トルストイの「復活」を訳しておきながら<こんな面白くない小説はない>と断言した内田魯庵など。
翻訳の裏舞台も知る事ができる。



『酒中日記』『また酒中日記』 吉行淳之介編  中央公論新社

文庫本として刊行。単行本としての発刊は古く「酒中日記」は1988年。「また酒中日記」は1991年。
昔の小説家はとにかくよく飲んだらしい。
「飲み直してから眠る。この日の酒量はビール3本に、ウイスキー1本」とは、「木枯紋次郎」を書いた笹沢佐保だ。30歳のころにはビールを一晩で53本飲んだそうだ。呆れるばかり。
京都の祇園で毎晩浴びるように飲んだのは五味康祐。その他吉行淳之介、開高健・・・
文学と酒・酒場が似合っていたころの話だ。その酒量と放蕩ぶりが、私には読んでいて心地よい。



『松岡正剛 千夜千冊』 全7巻+解説索引年表巻  求龍堂

膨大な力作だ。
2000年2月23日、松岡正剛が突然ウェブ上に連載を開始した「千夜千冊」。
「精神へ一撃を与えられた本」「未知なる世界にいざなわれた本」「想像を絶する展開に出会う本」を古典から現代文学・思想などの果てしない「知の森」から、自身の手により租借再生させ、次代に伝えるために「千夜千冊」として築きあげられた。
2004年7月7日、「良寛全集」で1000冊を迎え、これを記念して、撮り下ろし口絵、膨大な索引やリストを掲載した別冊「総索引」を付し、ウェブ発のブック・コスモス「千夜千冊」が完成した。



    ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『わたしたち手ではなします』 ファイニク作 バルハウス画 

     あかね書房

耳の不自由なリーザに、子どもたちが声をかけてきたが、リーザにはわからない。そこへ男の子が現れ、手話で伝えてくれる。


『いのくまさん』 猪熊弦一郎画 谷川俊太郎文 小学館

上野駅の壁画などで知られる猪熊弦一郎。
自由奔放な絵と、谷川俊太郎のシンプルな文章が魅力的なアートブック。


  
posted by つーやん at 22:13| Comment(0) | 記事
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