
写真の建物の中では、
たくさんの習い事の教室が
開かれています。
外見とともに、
かつての寺小屋のようです。
■■■ 本日のおすすめ本 ■■■
【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】
『纏足(てんそく)の靴 小さな足の文化史』 ドロシー・コウ著
小野和子・小野啓子訳 平凡社
中国の伝統文化のうち、日本が導入しなかったのが科挙、宦官、纏足の三つだけだそうだ。
本書はもともと「清末の中国における女性の生活と靴」という展覧会のために書かれたもので鮮やかなカラー写真とともにたくさんの靴とその材料が紹介されている。
ひとつひとつが個性豊かで美しく、従来のおぞましいイメージを払拭させる。
それらの写真を見ながら、纏足の歴史についても多くの挿話が語られる。
『桃太郎の運命』 鳥越信著 ミネルヴァ書房
「桃太郎」は100年以上にわたって複雑に変化してきた。
鬼をやっつける武勇譚の主人公として活躍する「皇国の子」であり、「童心の子」・「階級の子」・「侵略の子」であり、さらには助け出したお姫様と結婚して民衆の姿に立ち戻ろうとする「民衆の子」へと。
時代に翻弄され語り継がれてきた主人公を通して日本人の心の移り変わりを見る。
『近代文学の終わり』 柄谷行人著 インスクリプト
著者は本書で明確に、近代文学の「終わり」を宣告する。
「文学は終わった、もはや何も期待しない」と断言する。
国家のあり方や人間存在の根底を引き受ける文学は、なぜ消え去ってしまったのか・・・
「小説(フィクション)は読まなくなった」という人が増えた事と、何か関係があるのか。
◆◆ 絵本(児童書) ◆◆
『カルちゃん エルくん ねむいねむい』 いわむらかずお絵・文
ひさかたチャイルド
春が来て、冬眠中のカエルのエルくんは、カルちゃんに起こされますが、まだ眠くてたまりません。
外では、すみれの花が咲き、アゲハちょうが飛んでいるというのに。
寝ぼけたままのエルくん。
『絶品ラーメン魔人亭 森のおくでひっそり営業中』
たからしげる作 東野さとる画 ポプラ社
森のラーメン屋にいたのはナオが拾った古いランプの精。
なんでも願いをかなえてくれる。
おいしくて、面白くて・・・

