
今年に入って、
ちょっと棚をいじっています。
文芸書の棚がぜんぜん動かないので、
自分の好みの本を
ずらーっと、並べる事にしました。
売り上げが気になりますが・・・
■■■ 本日のおすすめ本 ■■■
【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】
『ブックカフェものがたり 本とコーヒーのある店づくり』
矢部智子・今井京助ほか著 幻戯書房
学生の頃、古本屋まわりが好きで、まだ道頓堀に天牛をはじめ何軒かの店があった頃、気に入った本を何冊も抱えて、喫茶店で一冊一冊ページをめくるのが、休みの日の楽しみでした。
本書によれば「本とコーヒー、その二つがある。贅沢な時間を過ごすことができる場所。それが<ブックカフェ>である。」という事だ。
当時のわくわくした気持ちを思い出させてくれる。
『差別とハンセン病 「柊の垣根」は今も』 畑谷史代著 平凡社
本書は、「ハンセン病問題」を社会に問うものではない。
著者は、療養所で生の終焉をむかえようとしている元患者たちの思いを解き明かし、この問題を放置し続け、勝訴で一時的に注目された後、再び彼らを忘れ去ろうとしている我々心の問題を問う。
勝訴後も根強い偏見や家族への差別を恐れ、多くの人が故郷とは絶縁のままだという。
「柊(ひいらぎ)の垣根」とは、かつて逃亡防止のために療養所のまわりに張り巡らされた垣根のことだ。
『あったかもしれない日本 幻の都市建築史』 橋爪紳也著 紀伊国屋書店
本書は日本の歴史の中で登場し、実現しなかった夢のプロジェクトを丹念に追いながら、建築家、土木技術者、事業家たちがいかに想像力豊かに都市や建築を構想したかを明らかにする。
パリの美に憧れバロック的な官庁街を構想した明治に始まり、自由な発想で先進的な構想を生んだ大正、昭和初期、造形に国家や大東亜共栄圏を意識した戦時下を経て、大阪万博の初期構想で終わる。
『国語辞典はこうして作る』 松井栄一著 新宿書房
著者は、祖父から三代にわたって「日本国語大辞典」(小学館)の編纂にかかわってきた碩学である。
一つの用例を見つけ出すのに、一年かけて三十冊の本を読むという。
著者の信念では、用例は辞書の生命線であり、一つの言葉に加えられる意味記述の陰には「活字になる用例の何倍かの、日の目を見ない用例があってこそすぐれた辞書ができる」という。
◆◆ 絵本(児童書) ◆◆
『ひとあし ひとあし
なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし』
レオ・レオニ絵・文 谷川俊太郎訳 好学社
いろいろなものの長さを測れるしゃくとり虫の賢さが、おもしろおかしく描かれている。
レオ・レオニのコラージュは必見。春らしい情景の中で繰り広げられるお話。
『にゃんにゃん探偵団』 杉山亮著 小松良佳画 偕成社
絵本のお店を開いているはなえさんが、ねこのカポネと事件を解決。
事件編と解決編の構成で、謎解きを楽しめる。
『ダヤンのフールスデイ』 池田あきこ作 ほるぷ出版 3月発売
ダヤンはおべんとうにイワシのサンドイッチを作って旅に。明日はイワシの誕生日なので、
「おめでとう」といったとたん、現れたのは・・・

