
今月は仕入先の決算月。
どこの本屋も一緒でしょうが、
もう大変。
支払いのために働いているような・・・(ちょっと愚痴)
■■■ 本日のおすすめ本 ■■■
【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】
『おじさんはなぜ時代小説が好きか』 関川夏央著 岩波書店
「時代小説」をなぜ「おじさん」は好きなのか。
それは「おじさん」たちが現実の意味(大変さ)をよく知っているから。そして現実の世界でまっすぐ生きて行こうとするなら、頭でっかちの「純文学」なんかではなく、ふつうの生活を描く「時代小説」の中にに自分の人生を見るから。
生きるため役に立たない「純文学」は必要ない?
『在日 修羅の詩』 茂山貞子著 講談社
著者は神戸一の高級クラブの経営者でありママ。
在日韓国人二世で、差別から逃れるために、水商売の世界に飛び込む。
モデル、ホステス、ナイトクラブの経営と波乱の中にあって華麗な成功を収めていく。
その一方、家族との確執など壮絶な私生活が語られる。
『水車・風車・機関車 機械文明発生の歴史』 坂井洲二著
法政大学出版局
水車に魅せられた民俗学者が機械文明発生の歴史を論じる。
ドイツに留学した著者は、山間の村で壮大な水車小屋と出会い感動する。
米は雨の多い東洋に、麦(パン)は比較的雨の少ない西洋に広まった。米は脱穀が簡単でご飯として食べられるが、麦は殻を取るのに力が必要で、製粉水車が発達したらしい。
川がない所では、風車の製粉機を考案し、さらにその発想を製材や鍛冶用の水車にも応用したという。
◆◆ 絵本(児童書) ◆◆
『マーシャと白い鳥:ロシアの民話』 出久根育 文・絵 偕成社
第11回日本絵本大賞受賞。
白い鳥に弟をさらわれたマーシャ。探しに行く途中で出会うのは、土で出来たペチカ。
そしてミルクの小川。マーシャは弟を連れ戻す事ができるのか?
『水妖の森』 廣島玲子作 橋賢亀画 岩崎書店
見知らぬ生き物達が交錯する森と湖の世界で、少年タキと幻の水棲人(水妖)が活躍する。
愛と哀しみの冒険ファンタジー。

