2006年05月09日

福島区野田のS病院さんへ

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6日、萱野茂さんが逝去された。

萱野さんは、長年アイヌ文化、およびアイヌ語の保存・継承のために活動を続け、

二風谷アイヌ資料館(シシリムカ二風谷アイヌ資料館)を創設し、館長を務めた。

アイヌ民俗初の国家議員としてアイヌ新法の制定などにも力を注いだ。

在任中、「日本にも大和民族以外の民族がいることを知って欲しい」という理由で、

アイヌ語で委員会の質問を行った。

アイヌ語辞典の編纂も行い、「ウエペケレ(昔話)集大成」などアイヌの口承文学を素材にし

た作品もある。

アイヌ文化の風化に危機感を持ち続け、

アイヌが日本列島の先住民族であることを、裁判を通して国に認めさせた彼の存在は非常に大き

く、死去は残念。




■■■ 本日のおすすめ本 ■■■


【このブログはいろいろな所から出版の情報を集めて、書いています。出来るだけ多くの本を取り上げようと思っていますので、紹介する文章は中途半端に終わっているかも知れません。それでも、本のセレクトにはいっぱいの気持ちを込めています】




『日本のステンドグラス その歴史と魅力 伝統技法研究会編・発行

明治23年にドイツから帰国してヨーロッパ技法を持ち込んだ宇野澤辰雄と、明治44年にアメリカ技法をもたらした小川三知の二人をルーツとして、ステンドグラスが細々とではあるが、深く日本に根をおろした歩みを丹念に掘り起こす。
ステンドグラスファンには必携の一冊。



『漂民ダンケッチの生涯』 神坂次郎著 文藝春秋社

英国の初代駐日総領事オールコックの通訳ダンケッチは、紀州出身の船乗り伝吉だった。
本書は知られざる漂流民の波乱に満ちた生涯を語る。
他者に世間に翻弄される主人公伝吉。
ようやく船乗りの道を踏み出すが嵐で遭難。53日の漂流の末、アメリカ船に助けられサンフランシスコへ。行く手には苦難の数々が・・・



『赤坂 檜町 テキサスハウス』 永六輔 大竹省二著 朝日新聞社

六本木と赤坂をつなぐ乃木坂の路地の突き当たりにそのアパートはあった。
愛称が「テキサスハウス」、命名者は永六輔。
テレビ製作者、出版関係者、映画俳優等々が入居した。カメラマン大竹省二を皮切りに、放送作家のキノトール、医師のドクトル・チェコ、女優の草笛光子、ジャズ歌手の笈田敏夫など、
各界の著名人たちが住人になった。
戦後のメディアの青春の記録がそこにある。




     ◆◆ 絵本(児童書) ◆◆

『本朝奇談 天狗童子』 佐藤さとる著 村上豊画 あかね書房

九郎丸というカラス天狗の数奇な運命が、細やかな筆致で描かれる。
不思議な展開に息をのむ壮大な歴史ファンタジー。



『カッパ小太郎』 小川秋子著 新風社

ある日、気が付いたらカッパになっていた。
小太郎は、自分が死んで三途の川を渡り損ねた事を知る。
江戸に繰り広げられる人情物語。
posted by つーやん at 21:59| Comment(0) | 記事
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